鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

デジタル彩色も結局はセンスが命:睡眠薬はダメ?

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このイラストは、元は黒鉛筆だけで仕上げたもの(デッサンみたいな感じ)です。それをフォトショでRGBカラー化して、適当にマウスでザクザク色を付けました。PC上での作業は本当、15分かそこらだったかな?

当時ファンだった絵師様が使われていた手法で、その方の作品は本当に幻想的で美しいものでしたので、憧れて、真似っこしてみました・・・結果、コレ。

何かもう、華やかな雰囲気にしたかったのでしょうが・・・、赤青黄緑!テーマカラーというものが無い!!う~ん、何が悪いかって考えても、イラストやデザイン、色彩関係って、

「結局センスが命」

としか言いようがないような・・・、言葉では表現出来なくてもどかしい。

一つ思うのは、白黒だけで仕上げるなら、原画はもう少しコントラストをはっきりさせておいた方が良いかな?全体にのっぺりした印象になりがちなので・・・。

だけど、使う画材は鉛筆だけですから、部屋も散らからないしお金もかかりませんし、致命的な失敗は少ない(何かこればっかり言ってますね)ので、またリベンジしてみたいです。ただし、原稿そのものは地味です。モノクロですから。

でも、むしろそれが良い!!と思っていただける位のものを描けるようになりたいですね。

 

睡眠薬には絶対に手を出すなという意見について

この間、どうにも眠れない日がありました。いつもは、お薬のおかげで、入眠はそれほど時間がかからずに出来ていたのですが、一時間たっても二時間たっても、眠れずに(でも眠い)うんうん唸っていて・・・ふと思いました。

「あ、薬飲み忘れてた」

精神科系の薬なんて気のせいです、小麦粉の粒でも飲ませてみなさい、本人が飲んだと思い込んでたら効くんですよ。

なんておっしゃる方もいます。でもそんなことは無いです。現に私は

薬を飲み忘れたことを忘れていたんでから。

そして一部の方は言います。

睡眠薬には絶対に手を出すな、あれは気絶させているのと同じ、眠ったことにはならない。

まあね、薬ですから副作用はあります。全然効かないのに副作用だけ出ることもあります。薬に頼らず生活習慣で何とかなるのならその方が良いでしょう。だけど「気絶させているのと同じ」は極端かな。

昔の「バルビツール酸」系のお薬は確かにそれに近いかもしれませんし、多量に飲めば命にかかわるものです。昔の小説なんかでよく出てくる「睡眠薬自殺」なんてのはこの系統のお薬でしょう。そのイメージだけが強烈に残って、「睡眠薬は危険!」って多くの方が思っているのではないでしょうか。

実際、不眠で通院しているというと「え~、寝酒すればいいじゃん」とおっしゃる方もいます。実はお酒の方が睡眠薬よりずっと体に負担がかかるんですよ。そして寝酒は睡眠の質を下げるということは医学的にも証明されています。

まだ不眠で通院していなかった頃、眠れないのが辛くて辛くて、眠気が起きやすいタイプの風邪薬とアルコール度数の多いウィスキーを一気飲みしてその場でグルグル回転して目を回して、そのまま布団に倒れこむ、という、それこそ「気絶」を狙って、無理矢理寝ようとしてました(危険なので決して真似しないでください、それでも「気絶」状態であろうが眠りたかった、その位キツかったんです)。

一時的には気を失います、がすぐに目が覚めます。

現在普通に処方される眠剤は、大量に飲んで死に至るようなものは多分まずないかと。勿論、薬には副作用がありますから、用法・用量は守りましょう。

用量を守って正しく飲む限り、「風邪薬」よりも安全なお薬がほとんどです。

私は医学者でも何でもありませんから、自分の体験から言いますが、

まだ通院してなくて、毎日毎日、スッキリと目が覚めている時間が全く無く、常に頭はグラグラで常にもやがかかった状態で、気が狂うほど苦しかったころと比べたら、

服薬してもいくらかはちゃんと眠れている今の方が、私自身はずっと楽になったと思います。眠れない事で、体も病気になって(ストレスが体に与える影響は甚大)、発狂して、死に至る方だっていらっしゃいます。どんなに苦しかろうと睡眠薬を飲むべきではないという方は

「体に悪いから、麻酔無しで手術を受ける」

のでしょうか?麻酔(特に全身麻酔)は当然リスクがあります。目覚めずにそのまま植物状態になるという事例もあるそうです。ですが、麻酔無しで手術なんて受けたら、痛みで死んでしまうかもしれません、麻酔が無かった時代はそういう事がよくあったようですし、その方がずっとずっと危険です。

生活習慣で不眠を直せ、というのは、例えるなら、

普段から健康管理には気を付けて、手術なんて受けずに済むような健康体を保つべき、

というような感じかな、と思います。勿論それがベストでしょう。

ですが、現実手術を受けなくてはいけない状態、つまり気が狂いそうになるほどのきつい不眠なのであれば、麻酔、つまり「睡眠薬」は必要だと思っています。勿論、医師の指導の下、正しく服薬をして下さい。少しでも眠れれば体力的にも気分的にも全然違います。

生活習慣も、あまりに気にしすぎると、かえってストレスとなって不眠がひどくなることもあるようです。無理をしすぎないよう、適切にお薬と付き合いながら、少しづつ改善していければいいと思っています。