鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

こちら葛飾区亀有公園前派出所「麗子」アナログイラスト

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こんにちは、鈴豆です。

秋本治先生「こちら葛飾区亀有公園前派出所」から「秋本・カトリーヌ・麗子」の版権イラストです。フルアナログ。

もうイギリスの正式名称位長いタイトルに、ギネスにのるくらいの長編名作マンガです。

使用画材:カラーインク・透明水彩・マーカー・ラッカースプレー(背景)

A4サイズに全身入れるのは難しいので、俯瞰です。

実の所背景の手法は

 

suzumame.hatenablog.com

 

とほぼ同じです。CGならブラシで簡単なんですが、地味~に大変な作業です。

色も同じだったり・・・、ラッカースプレーは、混色は基本出来ないので、手持ちの色に限られてくるんですよ(言い訳)。

流石に長編すぎて、連載で読むのとコミックス数冊持っている程度なんですが・・・、

男性向けの食堂なんかで置いてあったりしますよね、マンガ目当てに800円位の定食で3時間くらい粘ってみたいものですが・・・お店の方には大迷惑ですよね;;

ドラマ版は・・・ちょっと麗子さんのイメージが違ったなぁ、ゴメンナサイ。

麗子さんはやはり上品なお嬢様のイメージなんですが、

「(ハーフ設定とはいえ日本人顔)金髪・巨乳・制服をピンク(それもノータイに激ミニ)に勝手に改変」

これを実写で再現すると・・・あまり上品とは言えない雰囲気に(超失礼、申し訳ありません);;

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すみません、ソース不明拾い絵です・・・。

金髪巨乳(ドラマでは金髪でも激ミニでもないのですが)は本人に非は無いけれど、どっピンクの婦警服・・・。

ところで両さんは、昭和30年代生まれ、らしいですが、パソコンが普及しようが、スカイツリーが出来ようが、

両さん他キャラの年齢は変わりません。舞台は時代によって変化し続けますが、昭和30年代生まれ、は固定なんですよね。不思議な世界観です。

見た目的に40代半ば?と思ってたんですが、どうも、30代半ば???なんでしょうか。「両ちゃん」「先輩」と呼ばれているのだから、麗子や中川とそこまで年の差はなさそうです。

印象に残っているエピソードがあるのですが、両さんが友人の娘「さくらちゃん」の為に、ピンク色の花火を作って!と知り合いの花火師さんにお願いに行くのですが、

実はピンク色の丸薬(というのでしょうか?)というものは無いので、

赤と銀色を混ぜて・・・、と花火作りの工程が紹介されます。

結果、見事なピンク色の打ち上げ花火が成功!!!というハッピーエンドで、子供心に感動したのを覚えています。

こち亀」はこういった、ちょっとした豆知識あり、笑いあり、時々感動あり、の名作です。この話、何巻に収録されているのかご存知の方いらっしゃいませんでしょうか、探してるんですけどなかなか見つかりません。


 

全200巻・・・全巻揃えたら本棚一個埋まるなぁ・・・;;う~む。

よく男性向けの食堂とかで置いてあったりするんで、何とか一気に読んでみたいです(なんて迷惑な客)。

秋本治先生がインタビューで

「アイディアに枯渇したことは無い」「仕事を辛いと思った事は無い」

とおっしゃっていました。週刊連載漫画家(しかもデジタルなんぞ何もない時代)って、いつ寝るの?と疑問に思う位過酷そうなんですが、その「苦労」も「喜び」に変える。真のプロ・アーティストですね!!!

かの神様手塚治虫大先生も「アイディアだけはバーゲンセールに出せるほどある」とおっしゃっていた事は有名な話です。そんなセール、行きた過ぎます!!!!!!!!

お読み下さり、有難うございました。