こんにちは、鈴豆です。
オリジナルアナログ平安イラスト「風姫」です。
表面の白いぼかしは、パステルのの白をティッシュでこすりつけました。
背景も非常にシンプル、練りけしで、筋を入れるの、緊張します・・・一発勝負ですから;;
平安装束といえども、実際にはこんなに裾にボリュームは無いのですが、もう好き放題に飛び散らせました。
平安装束ならいくらでも髪を長く描けますし、裾の広がりも自由自在で、楽しいです。
決まりとか正式な衣紋道とかなんとかかんとかは無視で・・・見た目重視。
一応、濃色の袴で「未婚の姫」をイメージはしましたが、やはり本で確認したところ、「未婚=濃色」という明記は無いらしいです。15~6歳から緋袴になったかも???らしいです。
色目が美しい・・・!!
そして、知らなかったこともいっぱい・・・
なんと!!年代によって、文様の大きさが変わるらしくって、大きな文様は「老年期」なんだそうです・・・。若い子は、細かい文様がびっしり・・・らしくって。
うわぁ~、つまり私は「老女」ばっかり描いてたのか~~~~( ゚Д゚)!!!
細かい文様がビッシリなんて、目と手が死にますので、若い姫が老女の装束着てます。どうぞ、おおらかなお心でお見逃し下さい・・・(-_-;)。
きっと、おばあさまの着物を借りて着てるの、というおばば孝行なエコな姫なのです。
そして正式な「五衣・唐衣・裳(十二単)」より
ちょっとラフな「五衣上着」「袿袴」位が好きですね。
左から、十二単・五衣上着・袿袴
十二単だと、腰を結んでしまうので、絵を描く際には、自由度が下がってしまって。
そして裳の形状とかいまいち理解できてないとか色々あります。
十二単はあくまで「女房装束」ですから、本当に高貴な姫君は滅多に着ることがなかったらしいですし。ひな人形とか違和感があります。お内裏様がガッツリ正装で、三人官女や五人囃子が何で略装???目上の人の前に出る時は正装!というのがルールだったと思いますが・・・。
(でも本当に立ち回って働く(掃除とか水くみとか)人は、そうも言ってられないので動きやすい服装だったとは思います。髪も腰ぐらいで切っていたとか。)
でも江戸時代の宮中だったらもしかしてそうだったのかもしれません。位が上がるほど豪華(打掛ありとか)になるのが江戸時代ですし。室町や戦国だと・・・、どのあたりで逆転したのかちょっと調べてみたいです。
そしてやっぱりおすべらかしは・・・(ノД`)・゜・。垂髪が良いです!!!!!垂髪のひな人形もありますね、そっちのが良いです(個人の感想です)!!!
そして、童女の装束も良いですね!!
何となく、ボーイッシュなような、若さと少女らしい愛らしさとはつらつさ。
そして袴は二枚履きだったのですね、うわぁ、大変!!!
襟首を留めるときりっとした感じ、開くと少女っぽくて、がらりと雰囲気が変わるのも良いです。
汗衫は描いたことないので、描いてみたいですね~~~!!ただお腹を縛るのが苦手なので、軽くはおっただけ、みたいなのが良いなぁ。そんなのあり得るんだろうか・・・。
何にしろ、装束の形状がある程度は(ある程度、で良いとは思います)理解出来てないと描けないのですから、勉強しないとダメですね。ひ~、勉強嫌いなのに。
お読みくださいまして有難うございました!!