こんにちは、鈴豆です。
山本鈴美香先生「エースをねらえ!」より竜崎麗華のアナログ版権イラストです。
原作というよりはアニメ版のイメージで描きました。
使用画材:カラーインク・透明水彩・ラッカースプレー(背景)
背景の光は、紙を少しづつずらしてスプレーの繰り返しで、意外にも苦労しました。
テニスのラケットも初めて描きました、人工物って難しい・・・。
ヒロインのひろみも描きたいけど、髪型がなぁ・・・、ショートは難易度高いです;;
服だって凄くシンプルミニなので、本当に誤魔化しがきかないし地味になりがちです。
髪や服でごまかさない、シンプルなのに引き込まれる絵、というものを描けるようになりたい・・・、永遠のテーマです。
ロングヘア&ヒラヒラ服~、がやはり好きで・・・。
お蝶夫人(蝶のように優雅なプレーだからだそうですが、女子高生に「夫人」)、原作では意外と試合では後ろ一つ結びだったり、ドラマでもポニーテールとかですが、アニメはこのハーフアップな事が多かったように思います。
縦ロールのロングヘアをまとめずに激しく動き回ったら・・・もう、ぐっちゃぐっちゃの大惨事になるかと思いますが、そこは「お蝶夫人」なので、人類を超越しているのです。
実の所、アニメ版はしっかり見たことが無くって・・・(原作は、図書館に置いてあった分は読みましたが・・・揃ってないのです、飛びっ飛び)、ガッツリ見たのは、上戸彩主演のドラマ版(つい最近と思っていたら15年前!!15年がつい最近に感じるんなんて・・・トシだな)。
松本莉緒お蝶夫人、可愛すぎだぁ~~~、でも女子高生ですからね。原作&アニメが大人びすぎてるのです。
「オホホホホ」「~じゃなくってよ」「よくって?」なんて言う女子高生をわたくし見たことがございません。大人でもあんまり・・・いないんじゃないかと(ネタ的に言う位)。
いやはや、テニスの練習施設に閉じ込められ、凍えるひろみを藤堂さんが抱きしめるシーンなどはもうキュンキュンでした(*^。^*)!!
藤堂さんってこんなカッコ良かったんだ~、正直、影が薄い感じで目に入ってなかった(*´Д`)。
お蝶夫人を慕う尾崎さんがちょっとチャラ男風になってたのはやや残念。まぁ、男子高生ですからね。
何といっても「エースをねらえ!」は名言が多い!!
「男なら、女の成長を妨げるような愛し方をするな」
「女なら、待たせるだけの女になれ」
「一気に燃え上がり燃え尽きるような恋はするな」
「高みを目指したときから人は誰でも孤独になる」
「ここまでだと思ったら、あと一歩ねばれ」
等々、上げればきりがない・・・、そしてこれは「テニス」「スポーツ」には限らず、多分、全ての世界に共通なのです。
一気に燃え上がり燃え尽きるって恋は、一度位してみたかったものですが;;それに懲りて、同じ過ちは繰り返すまいと成長できることもあるかもしれないですよね。
女は男の後ろをついて歩く、あなたの色に染まります、が一般的であった時代にこのセリフ!!カッコいいよ~~~(まだ、「男女雇用機会均等法」すら無かった時代です、「女の成長」なんていう概念も一般的には無かったかも・・・、男子には家庭科の授業が無いとか性教育は女子のみとか、もう差別の嵐でした)!!!
お互いを尊重しあう、高めあう恋、あるいは友情でも。どちらかが一方的にマウントするような関係は、愛情でも友情でも無いかな。時には、ただ寄り添い、相手に甘えるって事もあるでしょうしそれも大事だと思います。
お読みくださいまして、有難うございました!!