こんにちは、鈴豆です。
前回の「花魁風少女」の続きです。
髪の毛を塗っていきます。私の場合は、下塗り、第二段階塗り、本塗り、の大体3段階です。
本塗りの途中で作った絵の具が無くなってしまったので、一旦保留します。
絵の具は大抵混色して塗っています。小学校の時、たまたま単色で塗ってしまったのを美術の先生に見つかってすごい怒られたんで・・・
絵の具は混色を基本にしています。
今は、青系だけとか赤系だけとかでズラリと並ぶ位色数の多いシリーズもあるようですが・・・、色鉛筆なら良いんですけども、絵の具って長期間放置してると、カチカチ!!になりますんで・・・、絵の具に関してはあまりチューブを増やさないようにと思っています。
着物の色を入れていきます。柄の所を避けながら塗ってるんで・・・大してして進んでないように見えますが、結構地味に時間かかってます。マスキングをした方が早いのかどうか判りません、マスキング自体結構大変ですし、紙も傷む・・・。
衿、かんざしを入れていきます。
髪飾りは今まで花でごまかす事が多かったですが、今回は生花や造花ではなく、
「金属製のかんざし」をイメージして描いています。
金属感って難しい・・・、今まで、そういう金属系は避けて来たので・・・これからはなるべく逃げずにチャレンジしたいと思っています。勿論、美しいと思わない、描きたいと思えないものは描きません。
描きたいけど、難しそうだからとパスしてきたものには、なるべく目を背けないように・・・と思っています。
ただ、急にあれもこれもと焦っても足がつるだけだと思うので・・・なるべく、ゆっくり、のスタンスで;;
負荷をかけすぎて、「絵を描くのが辛い」と思ってしまっては元も子もない。「楽しい」と思える範囲でやれるだけやろうと思っています。
先日ご紹介した「働かないふたり」
にも出てくる名台詞
「耐える事と努力は別、混同するのは危ない」
「行き詰まったら、他人の手も借りてみましょう」
「ひとりで創作、しんどすぎ」
しんどいならしんどいって認める、しんどいから少し休憩したいと思う自分も受け入れる、これは大事な事だと思います。商業プロならそうも言ってられないのでしょうが、怠けてるって自分を責めると、ネガティブな気持ちだけが堂々巡りになるので。
展示会とか憧れるのですが、ブランクが長すぎて、時代も変わってて、募集要項見ても出品方法が解らないのと・・・(えっと・・・額も自分で用意しないといけないの?とか・・・)、やはり締め切りがありますので、焦ると思うんですよね。
定期的に、決まった企画があれば、来年、再来年の出品を目指せば良いのですが・・・。
だからこそ退色面が心配なカラーインク・コピックは手が出ないのです。
「働かないふたり」は基本のほほんダメ兄妹の話で
「カレーパンの一口目はカレーに届かない・・・最後の一口もカレーが無い・・・、ただの油っぽいパンだよぉ~~~」
みたいな、あぁ、解る解る、ってくすっと笑える話です。だからこそ、時折出てくる深いエピソードに考えさせられるのですね。
衿元には「金」を使いました。「金」や「銀」「パール系」は印刷には不向きですが、原画で見るならやはり見栄えします。
かんざしと櫛、難しかった・・・(+o+)。
目の入ってない状態で、ちょっと怖いですが、今回はここまでで・・・次に続きます。
お付き合いくださいまして、有難うございました!!