こんにちは、鈴豆です。
「女三宮」イメージアナログイラストです。
使用画材:カラーインク・透明水彩・ラッカースプレー(表面下部)
「あさきゆめみし」の「女三宮」では無いですが、「源氏物語」の女三宮のイメージです。ふわふわと夢の世界に漂う感じ・・・。
今まで、当たり前のように、平安装束の姫の「小袖(下に着る白い着物)」に「共衿(胸元に入る斜め線・・・って説明が難しい;;)」を描いていたのですが・・・、平安装束に「共衿」ってあったのか不思議に思って・・・、最近は描かなくなりました。
現在の「平安装束体験」で着る小袖には共衿が付いているかと思いますけど・・・、現代の再現衣装ですし、上に着る袿とかには構造上、共衿は無いと思います。
共衿の部分には、衣紋を抜くために衿芯を入れたりするのですが、平安装束では衣紋抜かないので・・・、共衿ってあったのかなぁ??調べてるんですけど、解りませんでした。平安装束は、謎な部分も多いですし。
ご存知の方いらっしゃいましたら、お教え下さると嬉しいです!!
知ってて、敢えてアレンジするのは良いんですけど、知らなくて間違えるのはちょっと悲しいので;;
現代では、着物の種類とか、個人の好みによって衣紋の抜き方は様々かと思います。
あさきゆめみしの女三宮
うひゃぁ~~~、美しい!!!見開きで切れちゃうのが悲しい・・・;;
連載マンガで何でこんなに高クオリティの作画が出来るんだ~~~、ダヴィンチやラファエロだって、一枚完成させるのに「年」単位だと言うのに・・・。
女三宮は、唯一「目の死んだ」キャラで、凄く好き!!
女三宮は
「美しいお人形のように、世間とは別の空気の中でゆっくり漂うような、不思議な人。周りの人間は宮からすると、誰ともつかぬ影のようなもの」
らしいです。それはそれで幸せな気もしますし(しつこいようですが、女三宮は帝の皇女、しかも母親の身分も高い、これ以上ないくらい高貴な出自なので・・・多分独身のままでも、女三宮は食べ物にも着るものにも好き嫌いが無いという事なので、贅沢はしないでしょうから、生活には困らなかったんではないかと)、父院も余計なおせっかいだったように思います。
勝手に柏木に懸想され、夜這いされ(女房に手引きされたらどうしようもない)、妊娠、源氏にいじめ倒されて弱り切っての出家・・・、気の毒すぎる。
このセリフ(というか「歌」)にスカッとした方も多いでしょう。
失意のうちに亡くなった紫の上は気の毒ですが・・・、
何と言いますか、源氏が「自分はなんて不幸な人間」って酔ってるのが気持ち悪いのですよ、好き放題生きて来たじゃない。はっきり言って、自業自得でしょ??
源氏のどこが不幸なのさぁ?幼いうちに母親を亡くしたのは気の毒ですけども、須磨に飛ばされたのだって、実際、入内の決まってた朧月夜に手を出したのは事実だし。叛意は無かったと言っても、それって、「無実」かなぁ??
最愛の紫の上も、源氏の裏切りによる「心労」がたたった訳で・・・、源氏のせいなのに、「こんな子供のような姫のために・・・」と逆恨みとは!!藤壺に似てるかも~って、勝手に期待したんじゃないかぁ~~~( `ー´)ノ!!
その後の宇治十帖でも、女三宮は存命のようですので、登場してほしかった!!というか、明石の上が現役バリバリで働いてるとか・・・スーパーキャリアウーマン!!
「宇治十帖」はかなり、原作「源氏物語」から省略されているようです(3巻しかないですし)。大人になった玉鬘の活躍とか、見たかったぁ~~~!!
長編小説ですから、マンガにするにはやはりどうしても大分省略(&アレンジ)せざるを得ないのですよね。完全マンガ版読みたい~~~!!
お読みくださいまして、有難うございました!!