鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

過去マンガ絵で誤魔化すの回第二弾:「罪と罰」の心境

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 こんにちは、鈴豆です。

過去マンガ絵で誤魔化す第二弾です。

投稿マンガの表紙です。写真だとトーン部分が反射で光っちゃうので、スキャナーで取り込み・・・、マンガの原稿用紙はB4サイズですが枠内ですとA4オーバー位でしょうか、ちょっと入りきらなかったです。縮小コピー取ってスキャンすれば良いんですけども。

ベタの所も、スキャナー取り込みですと、ムラも拾ってしまうんで、大分レベル補正やコントラストかけましたがやはりムラが残ってます;;

衣装は古代中国風・・・のつもりで描いたんですが、どっちかと言うと万葉風な感じですね。人形劇三国志の衣装がこんな感じでした。「大三国志展」でも川本喜八郎先生の人形が展示されていたようです。テレビの三国志特集では、人形劇が30数年ぶりに復活していて、嬉し涙!!三国志は世代を問わず不動の人気ですね!!

着物の柄は全部トーンですけど、何か自分の絵が可哀そうになってきたので、いずれこの表紙絵だけでもカラー絵でリメイクしたいです。絵柄も今と違いますし、多分色々変えますけども。

昔から、髪の細い線入れとか、ツヤベタとかを入れるのは好きでした。

15年くらい前の絵です。まだカラー描いてなかった頃、マンガの投稿はこの作品が最後だったかも・・・息も絶え絶えでした。描いても描いても、ボツボツボツですもん;;もうボツになる事が解ってて描いてるみたいな感じでしたから、力も無くなります。

ドフトエフスキーの「罪と罰」の心境。

普通に考えれば、

罪=殺人 罰=受刑

なんでしょうけども、解釈は多分人それぞれで、私には

罪=自分を「非凡人」だと思っていた事

罰=自分が果てしなく「凡人」であったと思い知らされたこと、それを認めるまでの苦悩

の様に感じました。

お恥ずかしい話ですが、私も中学生位までは自分は絵が上手い、絶対プロになれるって信じてました。でも高校位になって投稿とかし始めて、ボツボツボツの連続・・・、あれ、私、下手なんでは・・・???っていう疑念が出てきて(凄い人は初めてつけペン持って画用紙に描いたマンガでデビューとかありますから、初めてつけペン持った時なんてボッタボッタこぼしてましたよ私は)・・・、いやでもまだ若いしこれから!!って「凡人」である事を認めず、長い事投稿してきた訳ですが、デビューには至りませんでした。

普通なら大学卒業する辺りで見切りをつけるはずなんですが、自分はまだ自分に見切りをつけられなかった。

自分に才能があると思い込み、凡人であるのを認めなかったことが「罪」であるならば、この長いボツと貧困地獄、自分の事を信じることが出来ずに精神までもが壊れていく過程こそが「罰」だったのだと思います。

人間失格」って本当に思いましたもん。この世から消えたいって。初めから存在もせず、無かったことにしたいって。葉蔵の気持ちが解りすぎて怖い、恥の多い生涯・・・私の事じゃないですか。心が弱っているときには「人間失格」はお勧めしません。葉蔵の気持ちがさっぱり解りません~~~wwって言ってみたいものです。

だけど、才能が無かろうが絵を描くのは自由ですし、多分これからも描き続けるんだと思います。それは罪ではないはず。

将棋の羽生さんの言葉でもありました。

努力したからって報われるとは限らない、でも報われないかもしれない事に対して同じだけのモチベーションを保ち続けられる事こそが才能だと(記憶で書いてるので正確では無いですが、大体こういう内容だったと思います)。

昔と同じモチベーションを保ってるかと言われれば、それは無理(体力的にも集中力が持たないんです)・・・なのでやはり私は凡才なんだと思いますが、好きだという気持ちはやっぱり宝物です。

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ちなみにAI様には、塗りを放棄されました。

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「かんな」バージョンはまだ何とか・・・でもほぼ紫一色・・・;;

ペン入れをAI様にお任せしたら、鼻と口どころか、ナント顔が全部・・・消えました。怖いんですけど~。目位は残してくれよ;;

やっぱりそのうち自分でリメイクします!!いつになるやらですが。

うだぐだ愚痴を書くと折角お読みくださる方に不快な思いをさせそうなので、なるべく控えます。自分としても、ゆるゆる楽しい感じのブログにしたいですし。

お付き合いくださいまして、有難うございました!!