鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

過去マンガ絵で誤魔化すの回第三弾:少女マンガじゃ無いと気づいたのは今更になってだった

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こんにちは、鈴豆です。

過去マンガ絵で誤魔化す・第三弾です。

suzumame.hatenablog.com

前にご紹介したのが「表紙」で、今回が中の一ページ。

点描や衣装の模様はトーンですが、背景の文様は手描きです。

私としては古代中国風の衣装のつもりで描いたのですが、万葉風にも見えるなぁ。唐のあたりでは胸の上からスカートを締めるスタイルになって行ってる感じですけど、「三国志」の辺りの時代は胸の下に帯があったのではないかと。

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川本喜八郎先生「人形劇三国志」の写真集より

いや、名作でした、この人形劇。録画ビデオが家に残ってるかな?っと、あったら引き取ろうと思ってたんですが・・・、捨てられてました(ノД`)・゜・。。

マンガでは、こういう感じの衣装を参考にしました。

読み返すともう・・・耳の穴から火を噴くのではないかという位、自分で見てるだけなのに恥ずかしい・・・、イラストだと平気なのに、マンガってどうしてこう恥ずかしいんだろう。その時点でマンガ家適正は無いな・・・うん・・・。

内容がです、荒廃した近未来が舞台、スラム育ちの少女が瀕死の弟を救うために身売り・・・という、あああ、うん、解った、それ

レディコミだわ

・・・と。詩風に向いてない、そらぁそうだわ、編集部は正しかった。少女マンガじゃ無いですな。今更気づくとか・・・;;

ポルノグラフィティの「カルマの坂」の少女目線に近い感じ・・・です。好きな曲ですが・・・最後ねぇ・・・少女に剣を振り下ろすって酷いなぁ、少年だから仕方ないかも・・・だけど、男なら壊れた少女の心も救おうとは思ってくれないのかなぁ・・・と。勿論少女に剣を振るった事こそ少年の大きな「カルマ」だから、その罪を背負って生きていくのがこの曲のテーマなんだとは思いますけど悲しすぎるラストです。

人はみな平等だなどとどこのペテン師の言葉だ

というのはもう、激しく同意!!!生まれた国、生まれた家の貧富、両親の人格等々、これらはもう本人には変えようがないです。平等な訳が無い。

いや、レディコミ好きですよ。結構読みます。エロいとも限らないですしね。一話読み切りの物も多くって、入院中はお世話になりました。スマホがあったら(当時は持っていなかった)無料試し読みマンガでも何とかなったかもですが、ただデータ通信量が少ないプランなので・・・。

さちみりほ先生の「真珠夫人(原作:菊池寛)」「ローゼリア王国物語」とか凄く好きでした。全くエッチくないし、絵も綺麗です。

「ローゼリア物語」で印象に残ったシーン。女王様が町娘に扮して森の中に一人で入っていく、それを追ってきた従者(実は暗殺者だったり)が

若い女が供もつれず森の中へ入って、襲われて殺されても文句は言えないぞ!」って怒るんですが、女王様

若い女性が供もつれず森に入り、凌辱され殺されても、それでも女性の方が悪いと責められるならば、それはその国が間違っている。私はそんな国を変えたい」

と返すのが、凛としてて美しかった・・・!!

電子書籍でレンタル購入だったので手元には無くってセリフもうろ覚え・・・なんですが。あ真珠夫人は全巻持ってます。原作からは結構アレンジされてますけど、昼ドラ版よりは原作寄りです。


 

壮田氏結構好きだわぁ、瑠璃子さぁ~~~ん、壮田氏がちょっとかわいそうになってきますです。金や権力や力で好きな女を奪ったのに、実の所何にも手を出せてないってキャラ・・・「北斗の拳」のシンみたい。こういうキャラにはめっぽう弱いです;;

菊池寛原作小説はもう著作権が切れているので、ネットでも多分全文出て来ます。直也さんの存在の薄さよ・・・(*´Д`)。

ちなみに、またもAI様には見捨てられました(泣)。

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線だけの絵なら結構いい仕事してくれるんですが、トーンやベタがあるとどうも認識してくれない傾向が。

自分で塗りましょう、そうしましょう・・・。

お付き合い下さいまして、有難うございました!!