こんにちは、鈴豆です。
風邪引き紙のサイジング実験用に、と思って描き始めていたイラストですが、色々細かくなって、実験絵にするにはちょっと…と思って、普通に新作にすることにします。
衣装は(多分)ロシアの民族衣装風。ロシアと言うと、頭は大きなカチューシャが定番かと思いますが、ロシアの衣装かどうかも実の所確証がないのと、構造が謎なので、多少想像で改造してるので、あくまでもロシア民族衣装「風」です;;
下絵を少し手直しして、水彩紙にトレス。ペン入れで泣きそうです。
縁模様ビッチリ。単純な柄ですが、連続して単調な柄を入れるのも意外と根気が要ります。細かい柄を描くのが決して好きでは無いんですが、何か手抜き絵に見られるのが嫌でついつい細かく描き込んでしまいます。
ホントは、ザーッと描いた風で、でもハッとするような絵、というものに憧れますが、私には無理かも…;;
自分としては丁寧に描いたつもりの絵を「時間かけずに描いてる風で素敵ですね」と言われたのがトラウマになってて…、本当に時間かけてなかったんなら良いんですけど(それでも誉め言葉では無いなぁ)、数十時間はかけてた絵だったんで。相手に悪気が無い事が却って傷つくってあるんだなぁ、と。
どう見ても時間かかってるよね、ってパッと見てわかる絵にしないと~みたいな強迫観念があったりします。メンタル弱すぎる;;
ペン入れ終わってから撮ればいいのに、終わる直前になって、「あ、ペン入れ過程が吹っ飛んでる」と思って慌てて撮った一枚、あんまり意味無いですが。
消しゴムかけて水張りします。
水張りして、下塗り途中です。
今回の紙は「ボタニカルブック」で、アルビレオ水彩紙に水を入れるとタワンタワンに波打ちますので、水を使うなら絶対に水張り必須です。テープが足りて良かった…。出来れば下塗り無しで色鉛筆オンリーでも、手の汗とかで波打ってきそうなので水張りしたいくらいです。
超中途半端な状態ですが、次回へ続くで。メイキングもいつまで続けられるだろう。修理の事とか色々気持ちが引っかかって、中々気乗りしない…。本当なら、暖かくなってきてバリバリ描きまくれるはずの時期なんですけども、昨年も秋、どうしても怠い日が続いて、あ~、今描かないと冬になったら体動かないのになぁ~~~、って焦ってばかりいましたっけ…。
民族衣装系は好きなんですけども、圧倒的資料不足なのです。図書館でも民族衣装の本ありますけど、文字ばっかりで肝心の写真とか図解とかは小さくて、これじゃ何も解らん…。
世界の民族衣装を写真たっぷりでまとめた写真集とか無いかな~。タイトルはそれらしくても、中は実は文字ばっかり!!とかあり得るので、中を確かめられない〇ックオフオンラインとかではそういう資料系は手が出せないですよね。中古で安く入手できれば助かりますけども。
和物が多いのは、やはり日本の衣装に関しては資料が入手しやすい、というのも大いにありますね。そういえば、マール社から出ている「だらっとしたポーズ集」というのがあるのですが…
|
「和装女性版」が無い…!!和服装男性はあるんですよ。和装女性も出せえぇ~~~~!!!普通の現代のお着物と言うよりは、打掛とか時代衣装、袴とかで、だらっとした、と言うより、ゆるっとくつろいだポーズとか、寝ころんだポーズとか凄く欲しいです。あと、衿元を少し着崩した感じとか♪下品じゃない程度の色気があると素敵です(下品とセクシーの違いは非常に微妙ですが、美しいと感じたら「セクシー」美しく感じなかったら「下品」でしょうか。あくまで個人個人の感じ方の差ですね)。
昔の姫君なんて、部屋からも出ないのが普通だった訳で、部屋の中ではのんびり寝そべったりしてたんじゃないのかな~、と。着物のカタログなんかだと本当にかしこまったポーズばっかりであんまり資料にならないのですよね。打掛も、花嫁さんの来てるのは前の合わせをクリップで留めてたりして、う~ん、そうじゃないの、羽織ってるだけが良いんだ~~~、と。
世界の民族衣装のポーズ集なんてあったらそりゃあもう泣いて喜びますが…、需要が無いかぁ…。フワァ~ってしたスカートで回転して、裾がヒラヒラ~っと翻ってる所とか…、欲しすぎる…!!!
それでは、そろそろ花粉も辛い季節になって来ましたが、今年は目をこすらないように、という厳しい年。去年なんて今の時期にマスクも手に入らないという惨状でしたが、マスクはもうどこでも買える状態にななってますね。
皆様も、季節の変わり目で体調崩されませんように…。
お付き合い下さいまして、有難うございました!!
追記:水張りテープはちょうど画材屋さんに寄れる機会があったので無事買えました。