こんにちは、鈴豆です。
この間ふいに通知が入ったポストを見てドビックリ!!
え、え、え、どどどどど、どういう事??
ついこの間、「年金支払いを65歳まで」というのはお流れになったじゃないですか?
記事を読むと、60歳未満で配偶者を亡くされた方には遺族年金を5年間しか支払わないようにする、って感じなのですよ。「子無し」って書いてるから、「子無しザマァ!!」とかなりそうですが、配偶者が亡くなった時点で子供が18歳以上になっていれば「子無し」という判定です。これは誤解を招く表現。
3号保険を無くす案と言い、その…若い方がますます
「結婚する意味無くない??」
ってなるんじゃないかな…。
現行では男性は55歳以上にならないと遺族年金の受給権が無いけど、女性は30歳以上なら貰えるから、男女差別だ~!!って言うのが建前っぽいけど…、
だったら「男性50歳以上、女性40歳以上」という様に差を縮めるのはダメなの??流石に男女ともに「60歳未満はアウト」は乱暴すぎじゃない…??勿論男女平等で一律「45歳以上」位ならまだ…、でもまだまだ男女の雇用条件の格差はあるし、体力差とかもあるんで、男女で全く同条件にするのは却って不平等なんじゃないかな…、って感じます。
そして、今既に受給してる人は除外…。
えっと、レアケースだとは思うけど、現在30歳女性で既に遺族年金貰ってる方もいらっしゃる(保障は一生涯)。でも、今55歳位の方が数年後にご主人を亡くされたら遺族年金は5年のみですよ、って事…???いやいやいや、それは不条理過ぎませんか?????おかしいな、って思わないんですか?エライ人にはそれが解らないんですか???
30歳で遺族年金受給って、ご不幸にもご主人が余程早死にされたか、もしくはご主人がめちゃくちゃ年上とかかな…??早死にされた場合は…ご主人も厚生年金の加入期間が短いでしょうから、正直遺族年金で食べて行くなんて無理なので、どの道女性も働くか再婚するかしないといけないと思います(それを回避するために若い世代は「死亡保険」をがっつりかけたりはするんですが。若い人が死ぬ確率は低いから、死亡保障付けてもそんなに高くないし)。
以前からちょっと疑問には思っていたんですが、既に余命宣告されているレベルの高齢病気持ち男性と、30歳位の若い女性が結婚されたら、たったの1年後とかにご主人が亡くなっても奥さんは遺族年金を貰えるのかな?と。それだと偽装結婚というか契約結婚みたいなやつ?がそこらじゅうで起きそうな気もするけど…。今の80代~位で、ずっと会社員だった方ならそこそこ年金額多いもの…。ちょっと調べたけど、それでもちゃんと貰えるみたいですね。
勿論、女性側が再婚した場合は受給権は無くなるけど、そもそも「結婚願望は無いけど生活保障が欲しいわ~」、って方なら、届だけ出すのは全然アリかな…。その世代なら遺族厚生年金だけでも14~5万あったりするから、短時間で働く程度で全然生活出来るしね…。
ちょっとそういったケースに関しては、「婚姻届けを出した時の年齢」とか「婚姻期間」等のハードルを設けても良さそうな感じはします…、が!!
60歳未満で遺族年金が5年こっきりになるって…、それは無くないかな…。
今受給してる人は除外、と言うなら、もう「現在30歳以上の女性と55歳以上の男性は除外」で良いと思う…、例えば「5年後には受給資格を35歳にする」「10年後に40歳にする」とかなら、今30歳以上の人には影響がない(「改善」する方はすぐでも良いと思うので、男性の受給資格を「50歳に下げる」とかでしたらすぐに実施で良いけど)。
でも40も過ぎると女性は特に再婚とかも厳しくなるし、仕事もパート位しか無くなると思うんで、流石に「受給資格は40歳以上」に引き上げる程度でなんとかなりませんかね…??
これから「数十年かけて是正する」という話なんで、今50も過ぎてる人は多分大丈夫だとは思うんですけど…流石に極端すぎだわ。
遺族年金が無くなるんだったら、もう完全に一生フルタイムの共働きにするか、余程高収入で自力で資産形成できるかとかじゃないと老後生きて行けなくなりますでしょ??「短時間正社員」の制度が出来たら良いとは思いますが、短時間な分多分収入は減る。収入が少なくなれば「厚生老齢年金」も減るんで…完全にフルタイムの共働きになりますよね。
完全にフルタイム勤務を続けながら…子供…産めます???私には軽く地獄絵図が目に浮かぶんですけど。親からのサポートがガッツリ、子育て丸投げ出来る環境とかでもない限り、相当厳しくないかな…???
どんどん結婚するメリットを無くして、「子供を産むのが罰ゲーム」と化してるじゃん…??なんぞこれ。
100億歩譲ったとして、これを適用にするのは、まだ結婚してない世代(今の18歳以下)からにして欲しい。結婚するメリットが無い、という前提でそれでも結婚するかを選ぶのは自分ですから。それでも結局「非婚化」が進むのは目に見えてるよね…。それでいて自治体で婚活パーティーをとか、えっと、結婚して欲しいの?欲しくないの??意味が解らないよ、やってる事矛盾してんじゃん。
正直3号保険を無くすって聞いた時、結婚なんかせずに「パラサイトシングル」やってる方が良くない?って感じました。まず自分の親との関係が良好であることが大前提にはなりますが、結婚って他人と暮らす事になるから色々我慢する事も増えるし、相手の親きょうだいとの付き合いとかまで出て来るから余計に大変です。それでいて自分の親の介護義務が消える訳でも無く。
だったら、気兼ねの無い自分の家で暮らし続けて家賃ゼロでその分貯蓄出来て、親の介護が発生した時もまだ同居なら世話もしやすいじゃん。きょうだいがいれば分担も出来るし。遠距離で自分の家庭や仕事もあるのにしょっちゅう呼び出し食らってたら、子どもの方が倒れるし、仕事も続けられなくなるしさ…。
それでも、親子でずっと暮らして介護もしてちゃんと看取っても、親子間では相続はあっても「遺族年金」の制度が無い。
ここがとにかく、既婚者と独身者の違いで、やはりある程度老後の保障が一生あるというのは非常に大きいので、結婚生活で苦労はしても結婚した方がやっぱり良いんじゃないか?というのがこれまでの考えだったと思います。
これが根底から覆るとなると…、いや、一生実家住まいでフルタイムの会社員続けるのがお得、って事になりません…??
一応は、配偶者が亡くなった時に自分が65歳を超えていれば、今の案がそのまんま通ったとしても影響は無い、って事にはなるんですけども。年の差カップルだと結構厳しい。年の差は離れても10歳位までにしておかないと、リスク高くて怖いよ…。
ただ、受給ハードルを上げて社会保障費が減る分は、支給額も上げるという事ならまだまぁ…(ただ、60歳未満でアウトは酷すぎるのでせめて!!せめて!!!50歳にならないかな)。今夫に何かあったとして、私が貰える遺族年金+中高年寡婦加算(それもこの加算は廃止の方向へ…ってどんだけ主婦・主夫イジメなんだろ)って、本当に「生活保護費」位なんですよ。でもこっちは税金や医療費も払わないといけない。そんなもん生活出来る訳ないので…、月に数万は貯蓄崩す事になる(働けるなら働くけど…「障害年金までは貰えないけど働けるだけの体力はない」って状態はあるんだけどな…)。
ここを受給額を上げてくれて、持ち出しをせずに大丈夫になるんならまだまぁ…。でもとにかく60歳未満っちゅうのは酷すぎないかな。59歳でまともな仕事先があると思います?そして一生働けると思います??受給権だけはちゃんとあるけど「支給開始が60歳以上」って事ならまだ解らなくは無いけど、最低でも「保障は一生涯」でしょ。
月数万の持ち出し、も、あくまで私が要介護や要支援にならずに自分で身の回りの事は出来るって前提。ヘルパーさんとか頼まないといけなくなったら全っ然足りない。本気で、「どうやって生活するの??」ってそれこそ心臓バクバクレベルで悩んでたんですけど、まさか遺族年金制度をそこまで極端に改悪しようとは…、え~、マジで。
これだったらまだ全然「年金の払い込み期間65歳まで」に延ばされる方がまだ仕方ないね、って思えるわ…。そっちは一旦流れたやん…(これも助かったのは、現在50代後半位の方々で、私たち世代は多分アウトだと思うけど)。
Xでも、遺族年金の改悪案のポストは全然コメントとかも延びてないし、そんな案が出てること自体まだそこまで周知されてない気がするけど、大々的に知られたら絶対猛反対抗議活動とか起きて、後10年20年位は流石に変えられないんじゃないかな…、と期待はしてます。本当、期待。
そんな実現するかも解らない、現時点ではただの案(来年提出する予定の案…??)であるものに心臓痛めて本当に不整脈になりたくないんで、あんまり考えないようにしますが、本当にこの案が決まってしまったとしたら、反対の署名活動などには絶対参加しようと思います。
まさかこの年齢になって、「自分がまだ若い事を呪う」日が来ようとは。
エライ人の考える事って怖いね、と言うのを考え続ける夏でした。人の一生を狂わせることに躊躇が無くて罪悪感も無くて「男女格差是正」とかって正義みたいに言えるって…サイコパスやん。政治家なんてサイコパスじゃないと務まらないのかも知れないけど。
私が悩んでどうなることでもないし、悩みすぎて体を壊すのは嫌なんで、断固抗議はするけど、自分が出来るのはそこまでなので、出来る所は頑張って、どうしようもない事は悩みすぎないよう努力します。
皆様ももし「署名活動」とかが出て来ましたら…「賛成」では無いのでしたらお願いしたいです…。
それでは、お読みくださいまして、有難うございました!!