鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

「鷹乙女」オリジナルアナログイラスト:三浦健太郎先生「ベルセルク」

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こんにちは、鈴豆です。

「鷹乙女」オリジナルアナログイラストです。

使用画材:カラーインク・透明水彩・マーカー・色鉛筆

天使はいっぱい描いてきましたが、獣羽根系は初めてでした。

白い羽の天使なら、羽根の毛流れまであんまり描かないんですが、猛禽類系の羽根ならガッツリ描き込まねば!!ってなります。

鳥の羽って本当に芸術だなぁ、ってうちの可愛いインコさんを眺めながら良く思います。

鳥は以前から「恐竜の子孫」って言われていましたが、実は

「恐竜の中の、氷河期を生き抜いた種類」

が「鳥類」だらしくって、子孫じゃなくって、恐竜そのものだそうです。

インコさん見るたびに、「ティラノザウルスに似てるよなぁ」って思っていました。全体のシルエットとか、脚の形状とか(*^。^*)。いやはや、可愛い恐竜です!!

ところで「鷹」と言うと

三浦健太郎先生「ベルセルク

の「鷹の団」を思い出します。

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シャルロット姫様が可愛い!!TVアニメ版(映画版も)の声もすごく可愛い、憧れの声です。あんな声に生まれたかった・・・。一番の推しキャラです。そしてキャスカ。

対極的な立場の二人ですが、二人とも大好きですね。ドレス姿のキャスカと姫様のツーショット描いてみたい~!!キャスカが姫様に嫉妬しながらも「好感が持てる」という所とか。二人とも凄く良い子!!

何年か前にやってたTVアニメは、絵が・・・全部CGなのかな?凄く違和感があって、ちょっとリタイアしました;;

「黄金時代」編は凄く好きだったのですが・・・、

「蝕」以降はほとんど読んでいないのです。

キャスカの扱いがあまりにあんまりで、その後、退行化したキャスカを見ているのに耐えられませんでした。

青年誌だからある程度仕方ないです、男ばかりの戦場に女(しかも美人)が一人でいたらそりゃあ、大勢に襲われることは想像できます。

そして、ガッツに去られて、自暴自棄になったグリフィスが姫様に夜這いをかけたのも、まぁ、姫様はグリフィスにメロメロパンチ状態でしたから、ほとんど合意でしたし

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深夜のダメ恋図鑑」より

好きにすればぁ?とこっちもこういう状態で鼻でもほじりながら見れるわけですが・・・、えっと、すっごいデッサン力なんで、資料無しで作画できるとは思えず・・・、でも、あんなシーンのあんなアングルどうやって資料入手するんだろう、とか思ってました。

田村由美先生の「BASARA」の初夜?シーンの時はもう「キャー!不潔よ~~、バシーン!!!」って感じでしたが、「ベルセルク」の時はもう心の薄汚れた大人でしたんで、あと、少女マンガと青年マンガではやっぱり印象が違います・・・;;

あ、発表時期は両作ほぼ同じ・・・なのですが、「ベルセルク」を自分が読んだのが遅かったんです。97年のTVアニメからの参入でしたので。)

でも「蝕」は全く合意じゃないんで、いや、合意であったらあのシーンは成立しないし、「蝕」はストーリー上とにかく徹底的に残酷じゃなければならなかったわけですが(そうじゃなければガッツが「狂戦士」にならなくなってしまう)、そう思っても、グリフィスが大っ嫌いになりましたね・・・;;せっかくの超絶美形キャラなのに。

ただ、キャスカが他男キャラと同列扱いだったら、あっさりと殺されてるわけだから・・・う~ん。キャスカが相当重要キャラである事は間違いない。

ジュドーが好きでしたね。大抵何でも器用にこなせるのに

「どれも一番にはなれなかった」

という所とか・・・辛い。キャスカが好きなのに、自分の心は隠してガッツと一緒に行かせようとするところとか・・・もう、良い奴だ・・・。

それ以前にも「男なら夢という神のの殉教者として生きたい」みたいなセリフとかやたらめったら「男」「男」を連呼するのがちょっとアレでしたが、「男なら」という部分を除けば、グリフィスのセリフは本当に共感でしたし(「夢という神」は恐ろしく残酷な神です)、グリフィス自身も「身売り」して軍資金を稼いだりもありました。

現実は醜いもの。舞台設定が(あくまで架空世界ですが)中世ヨーロッパ風なので、仕方がない。

同じく中世期の日本と比べても「中世ヨーロッパ」における女性の地位は驚くほど低く、姫君と言えども、王家のお飾り兼道具に過ず、おそらく「人格」そのものを否定されていたと思いますので「夢?何それ」だったでしょう。本気で「女性には魂が無い」とか論議されていた程ですし;;

時代そのものが「暗黒時代」って呼ばれているほどです。ただ、酷い時代だったから「暗黒時代」と呼ばれるわけは無くって・・・「資料があんまり無い」という意味合いもあるようですが、中世の「拷問道具」とか・・・、人間は、何でこんな酷い事が考えられるんだろうかという位恐ろしいです。日本の拷問道具も相当ですけども;;

意外にも、現代においては女性の活躍度に関しては後進国の名を欲しいままにしている日本ですが、明治の「家制度」が出来るまでは、女性もそれなりに活躍していたような・・・。

明治の「家制度」最悪。とうに廃止されているはずのものが結局現代でも尾を引いている状態。思考が戦前で止まってる人実際いらっしゃる・・・。

キャスカ、あんなに強く美しく聡明だったから切ない、

・・・って、最新刊辺りで、キャスカが復活するって聞いて・・・、最新刊から買おうかなぁ、って思ったりする、超外道者です。

私は、推理小説をネタバレから読むという超絶外道だったりします。

よくある、推理物読んでるときに「犯人」を教えられると、相手の首を締めたくなるってやつ、私は全然無いのです。

え、私が変なのか~、犯人解って読む方が楽~~~(;´Д`)、推理作家の方、申し訳ありません;;

お読みくださいまして、有難うございました!!