こんにちは、鈴豆です。
「チャングムの誓い」イメージイラスト新作開始です。
あくまで「イメージ」。医療職である「医女」がこんなにロングヘアを下ろしていないはずですがドラマの通りのオールバックですと絵にはしにくいのでアレンジです。
私が初めて見た韓流ドラマ。
「冬ソナ」は再放送でざっくり見た程度なのですが、「チャングムの誓い」は結構どっぷりハマりました。
衣装が綺麗ですし、実在の人物がモデルと言うのも魅力です。歴史物好きで。
ドラマの人物像や衣装の考証とかは多分かなり脚色だとは思いますが・・・、当時は「卑しい仕事」と蔑まれていた「医女」で、王の「主治医」にまで昇りつめた女性がいる事は史実の様で。
「医女」というのは日本では馴染みのない言葉ですが、医師ではなく看護師的なものでもなく・・・、当時は女性が夫以外の「男性」に触れられるのはご法度で、王妃や側室などでも例外ではなく(いや、高貴な身分だからこそ厳しかったのかもしれません)、医師の指示のもと、実際に治療に臨むのは「医女」と呼ばれる女性たちで、しかも、他人の体に触れる仕事を女性がするのは、当時は卑しいこととされていたため、「医女」の身分は「婢」とされていたとか。
「奴婢」の「奴」は男性、「婢」は女性らしいです。
「奴婢」の身分から「正三品」にまでなるという、壮大なサクセスストーリー。
そしてそのサクセスストーリーからはかけ離れ、このイラストは、水張りをしてから大分長い事放置していたため、重りをどけた時に・・・上に敷いてた紙がくっついてしまって・・・
端っこの紙が少し・・・剥げました(泣)。
いや、線入れだけでもかなり時間かかって・・・、描き直し・・・ヤダ・・・と思って(オイ;;)、
スクリーントーンの透明な部分を剥げた部分の上から貼って、段差が無くなるまで、アクリル絵の具で塗り重ね&塗り重ね&塗り重ね・・・
諦めが悪い・・・のです。端っこだし・・・切り落とすかもしれない部分ですし・・・。
10回位は塗り重ねしました・・・。傾けると段差がまだ解りますが正面からだと多分解りません、多分きっと解りません・・・。
重ねすぎて、絵の具が「割れ」たら嫌なので・・・「割れ止めスプレー」を振ったら(色んなスプレーがあって大変ですが、ポスターカラーとか、重ねすぎて割れることがあります)、テッカテカに。段差誤魔化しの為に「ステンシルシート」を使って模様入れたら、滲んでしまったので、あとでこすり取ります。下地はアクリル絵の具で、柄は水彩なので、水でこすれば落ちます・・・多分(多分という言葉が今回何度出ただろうか)。
韓国の民族衣装は裾がフワッと広がっていて可愛い~~~♪
私としては末広がり衣装が好きなので、日本でも、現代の和服より、平安装束や天平装束が好きですし、和服でもお端折りを作らない「お引きずり」が好きです。それと「袴」~!!これをスタンダードスタイルにして欲しい~。動きやすいですよ~!!ブーツと合わせれば、走る事だって可能です。
引きずっていると、裾がすぐボロボロ~、になると思いますので、現代の花嫁装束でも、記念撮影時以外は、たくし上げるんですよね。あと、非常に歩きずらい。
大奥のドラマとか、女優さん、転ばないのかなぁっていつも思います。
よしながふみ先生の男女逆転「大奥」でも、吉宗が「歩きにくい!!」って言ってましたし。
お着物、高価ですしね~。ドレスならズルズルトレーン引きずって歩くのですが、ドレスだってメンテナンス大変そうです。
なんか、剥げたところを誤魔化すだけでクッタクタになりました。
大分、情けないスタートですが、次回へ続くです。
お付き合いくださいまして、有難うございました!!