こんにちは、鈴豆です。
二枚並べたF0サイズの小さめの絵(タイトル・・・)の続きです。
まず肌色を塗ってから、左側の子は下地レインボーにして鉛筆で黒髪にする予定です。背景はバラで、丸く白く開けている部分に花を入れる予定・・・。
濃いめの緑を透明水彩で塗って水筆で葉の部分をこすると色が薄くなるので、そういう感じで葉の陰影を出しました。紙によっては絵の具の染み込みが強く、後で色をこすり落とすという技法(多分名称があったはず・・・??)は使いにくいという事もあります。
アルビレオは弾きが強めなので、逆に絵の具が定着しずらいという面もあり、グラデーションには不向きとか。他の紙をあんまり使った事が無いもので比較が出来ないのが辛い所です。絵の具が定着しにくいので、肌には「はじき止めメディウム」を混ぜて塗っています。
このはじきき止めメディウム(色鉛筆系の上からホワイト入れたいときは、このメディウムを混ぜておくと弾かれにくいです)というのが・・・まんま
「界面活性剤」
でして・・・、なんと「界面活性剤」持っていたんだ自分・・・(@_@。
あの、「洗剤」を混ぜてマスキング液を薄めた苦労は何だったんでしょう;;洗剤には当然界面活性剤以外の洗浄成分とかもいっぱい入ってるから紙が傷んだんじゃないの??って思ったら赤面です。
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バッチリ書いてます、〈界面活性剤〉って・・・。
まだ試してないので、このメディウムを使って薄めたマスキングだとどうなのかは解りません。どうしてもマスキング液は紙が荒れがちなので苦手な方も多いようですが、マスキングを駆使しておられる方も多いので、良い方法がきっとあるはず・・・。
ちなみにリンクのリンク先(マスキングの薄め方の記事)で、この方法でマスキングをすると紙のにじみ止めが効かずに絵の具が吸い込まれるという報告があるって・・・
考えてみれば当たり前であります、界面活性剤(つまりはじき止め、本来混ざらないはずの物を混ぜるのが目的のものなので)入りのマスキング液を塗ってるんですから。なるほど・・・絵って化学なのですね・・・理系苦手な私には過酷でございます。
いや、でも原液のままのマスキング液ってダマダマになってすっごく塗りにくいんで・・・、筆もすぐダメになりますし。割高でもペンタイプのマスキングを買った方が良いのかなぁ?
背景のバラも、まず濃い色を入れておいて、薄い色を重ねて花びらを作る、という方法を試そうかと。
右の絵の花は下地にカラフルな色を塗っておいて、ピンク系の淡い色で上塗りです。これも今回初めて試してみました。今まで一輪の花には同じ色の濃淡だけで塗る事が多かったので・・・色々試してみたいです。
白目のままだと怖いので・・・、下塗りだけ瞳を入れました。
瞳は最後に入れたい派なのですが、メイキングの最後まで白目のままだと絵的に怖いらしい。自分では今までずっとそうだったので何とも思って無かったんですが;;
一日で描ける絵(二枚だから二日)、のつもりが左の背景のバラにすごいてこずってます。
あと、やはり一枚づつ切り分けて小さな板に張った方が個人的には絶対作業楽~~~;;ただ今回は間の隙間が少ないのでちょっと厳しいかも。テープのはりしろが無い(T_T)。両端が結構開いてるので、間の間隔は広げられると思いますので今後は切り離して一枚づつ作業したいと思います。
それでは次回へ続きます。
お付き合い下さいまして、有難うございました!!