鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

「デスノート」より弥海砂アナログ版権イラスト

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こんにちは、鈴豆です。

大場つぐみ小畑健先生「デスノート」より弥海砂のアナログ版権イラストです。

使用画材:カラーインク・透明水彩

とにかく作画の美しさが秀逸すぎる作品でした。人間業じゃない・・・、どうなってるんでしょう本当に。当時は背景だって、手描き・・・ですよね???

小畑先生はもう人物の顔アップだけで、有無を言わせぬ圧倒的画力ですし。


 

私は初見が藤原竜也主演の映画からだったもので、藤原竜也好きなので、目が月(ライト)ばかり追ってました。

藤原竜也が好きだから、「月派」ですね~、って人に話したらどうも、月の思想に共感していると思われたらしく、あんな悪い奴が好きなんて信じられない!!!とか言われて、いや、藤原竜也が好きだから・・・って前置きしてるのに不本意な誤解をされました。

いや、キャラとしては月、好きですよ。L死亡後の変貌ぶりは悲しかったですが。記憶を失った時の正義漢ぶりを見るに、月だって本来は悪い奴じゃなかったんでしょうが・・・ただノートを拾う前から「この世は腐っている」とか言ってました。

ただ月ほどの優秀な人(学業は全国トップ・スポーツ万能・超イケメン)から見れば、他の人たちなんて愚鈍に見えても仕方ないかな・・・という気もします。

初期の月の裁き方(法で裁けない極悪人を裁く)も、確かに法では裁けない極悪人っていますから!ミサの立場ではキラに大感謝は当然かと思いますというかあれだけ壮絶な過去をがあって、ミサのあの明るさと気丈さは凄いと思う。

問題なのは善悪の判断を「月一人」に委ねられるという所でしょうか。同じ人間でも、見る人によっては「良い人」「悪い人」になってしまうものです。

「誰だって、誰かの人生の中では悪人になる」と何かのマンガでありました。

松山ケンイチの「L」役がとにかく話題になった映画です。本当に「L」感が凄い・・・!!ストーリーの流れは原作とは大分違いますけど、映画は映画で素晴らしかったです。「L」も勿論すっごい良かったんですが、とにかく私の目にはひたすら藤原竜也で。

松山ケンイチはその後の「銭ゲバ」とか「デトロイトメタルシティ」で大好きになりました。「銭ゲバ」での背徳的な色気よ・・・ふはぁ。

月のような悪いキャラを好きになる事が私は結構多いのですが、あくまでも創作上のキャラだからであって、現実でもああいう人が好きとかではないので、そこは混同されるとちょっと困る・・・かも;;よく俳優でも「悪役」を演じられるのが楽しい、っていうの、現実では出来ないからこその楽しさじゃないかな・・・?と。

ただ惜しむらくは、月の女性の扱いの酷さ・・・でしょうか。せめてその・・・

「妹激萌え」

な超シスコン、他の人間はどうでも良いけど妹だけは~だったらキャラとして最高だったなぁ、と(あくまで「キャラとして」です)。「妹だっていざとなれば殺さねば・・・でも殺したら疑いがかかる」とか言ってたもんで、ゴラァ~!!!って;;

ちなみにイラストを描くときの水張りの時のプレスは、「ヒカルの碁」「デスノート」の画集のお世話になっています。デカイ(B4)、重い!!

デスノート画集には、後期のヒカルの碁のイラストも入ってます。とにかく一枚残らず美しい・・・。

巻末に、メイキングが乗っているんですが・・・CGは使わないんですか?の問いに

「CGだと、自分では出来ない効果がいくらでもかけられるからキリが無くなる。イラストで大事なのは匙加減だと思っている(それとCGを勉強してる時間が無い)」という回答。匙加減!!なるほど~~~~!!!!描き込めば描き込むほど良いと思ってたわぁ、浅はかだわぁ私。

・・・って「匙加減をした作品」がこちら

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(実際にはつま先まで入ってます、あと、反射でテカってしまいました;;)

えっとですね、多分、一般ピーポーが考える「匙加減」とは「加減」が絶対・・・違う、違いすぎる!!!

背景が一色な辺りが、先生の「匙加減」なんでしょうか??

ところで私としてはデスノート最大の謎は、どう考えても常識人の両親がなぜ子供に

「月(ライト)」なんてキラキラネームを付けたんだろうか・・・という所だったり。

姓名判断だったとしても「月(つき)」で良いですもんね・・・???

来春、大阪の方へも小畑先生の原画展が来てくれるそうなので絶対行きます・・・!!!!!

語り出すとそれこそキリがなくなる作品ですのでこの辺で・・・

お読みくださいまして、有難うございました!!