こんにちは、鈴豆です。
冬っぽい絵続きです。
髪の毛の下塗りが入りました。
ほわっとした色塗りには本当に良さそうな感じですね。紙によって塗り方を変えないと厳しいかも・・・。
ライトの下に垂直に絵を立てて撮影すると、この位ボコボコしてます。前のスキャナーは一方方向からのみ光が当たる形式でしたので、こういう状態でスキャンされてたという感じでしょうか。
髪の毛のツヤ入れに入ります。やはり、細い線は入れにくい・・・です。ツヤツヤ仕上げじゃなく、ふんわり仕上げの方が向いてそうですが・・・、とりあえずツヤツヤ仕上げに挑戦します。
ふんわりした髪の塗り方も素敵ですけども、慣れてないので・・・。
筆で髪のツヤを入れること自体結構大変(鉛筆でのツヤは大好物)なんですが、やはり細い線は入れにくいかも・・・。その辺りはウォーターフォードっぽいです。アルシュはウォーターフォードの倍くらいお値段のする紙ですので、ウォーターフォードっぽい、という感想ならウォーターフォードで良いじゃないかよ!!って感じですが。
お試し絵なので、正直アルシュの良さがまだしっかりと体感できてません。にじみボカシ、ウォッシュその他諸々の水彩技法を使いまくればウォーターフォードとの違いはハッキリしそうですけども(ウォーターフォードも非常に評価の高い紙で、「アルシュと遜色ない」と絶賛する方もいる一方、癖が強いために「二度と使いたくない」という方も・・・)。
実の所、色鉛筆をメインで描いてたので、水彩に関しては超無知です。紙が風邪をひくなんて考えたことも無かった~~~(*´Д`)!!
色鉛筆の事もそんなに詳しく無いですけど;;
同じ線画、同じ色を使って塗り比べして見るのが一番なんですけども、そこまでする気力が無いというか・・・。本(商業出版)を出すレベルの作家でしたら「塗り比べ」は当然すると思いますが。同じ線画と、紙以外は同じ材料で検証しないとやっぱり比較出来ないですから。
確証は無いんですが、コットン100%の所謂「高級水彩紙」の方がすぐに風邪ひく印象・・・。塗り心地に多少難があっても風邪ひいてまるっきりダメになる心配を考えたら木材パルプで良いんでは・・・って思ってしまいます;;木材パルプの紙が風邪をひかないという確証もまた無いのですが、とりあえずアルビレオ水彩紙は風邪ひいたこと無いし、コットマン(現・ヴィフアール)も10年以上放置してて風邪は引いてなかったですね。
あ、コットマンはコットン配合らしいんですけど、割合は解りません。ただ、表面強度が弱くて消しゴムかけるのも怖いって言うのが難点ですね・・・。もう少し強度が強ければ、細目は本当に表面ツルツルで色鉛筆には非常に向いてます(でも水彩の乗りは良くないのですが、下塗り程度ならば十分でしょう)。
「風邪の引きやすさ検証」は個人では無理だと思うんですよ。仮に同じ日に数種類の紙を買ったとして、製造日が同じとは限らないし、購入までどう保管されてきたかは解らないですから。企業様がやってくれないかなぁ・・・と他力本願で待っております。
それなら、風邪をひきにくい紙の分類の中から水彩紙としても塗りやすい、グラデーションや発色とかが比較的綺麗で強度のあるもの、を多少お値段張っても買いますね。木材パルプでもマスキングが問題なく出来るものもあると思います。
とにかく、「風邪をひきにくい」という立証があれば安心して「買い置き」が出来ますし・・・。描くたびに、使う分だけの紙を買う、そりゃ、大型画材店が近くにあればカット売りので出来ますけど・・・、スケブ一冊買ったら「専業絵師」でも無かったら使い切るのに1年はかかりますから、風邪の引きにくさはものすごく重要要素なんじゃないかと思うんですが、不思議とそういう検証が無いんですね。
勿論、保管をちゃんとしてれば数年くらい大丈夫とも聞きますが、圧縮袋に乾燥材まで入れてて、スケブ一冊丸々ダメになってた・・・って体験談も聞いちゃうと怖くって。
髪の毛のツヤが大体入りました。やはり絵の具の吸い込みが良いのと、凸凹が激しいので、ツヤは塗りにくいかも・・・。アルシュを使う時は髪をあんまりツヤツヤにせずにふんわりしたグラデーションで塗る方が向いてるかもです。でも髪の毛以外は間違いなく塗りやすいので悩みどころですね。
ストール、柄を入れたらふんわりグラデーション殆ど解らなくなってしまったかも(ノД`)・゜・。。
あと瞳を入れて、ホワイトとかで調整したら完成予定。
次回スキャン画像をアップ出来るかな、と思います。
急に本当に寒くなってきたのでスキャン取り作業、頑張ろう・・・。
来週は更に寒い予報になってる・・・!!そりゃそうか、12月ですもんね。
冷えは万病の元ですから、皆様も暖かくしてお過ごしください。
お付き合い下さいまして、有難うございました!!