こんにちは、鈴豆です。
最近ずっと季節外れの寒そうな絵を描いてたので冬っぽい絵を・・・。
ここの所暖かいというか暑いくらいの日もありましたが、これを描き始めた時は寒っ!!だったのです;;
新しいスケブのお試し絵なので軽めです。
ニット帽を被せたかったのですが・・・、
「頭を怪我した人」
にしか見えなかったのでベレー帽に変更しました;;ニット帽、難しい。
水彩紙にトレス。
今回は何と!!最高級水彩紙「アルシュ」なのです。でもケチな私は薄い奴・・・。
普通は300gなんですけど、185gの物もあります。300gあるとトレス作業がちょっと大変なのですが、185gは流石に薄くて頼りない感じ・・・です。出来れば200gは欲しいな・・・。
300gとか185gとかは、紙の厚さの事です。
「一メートル四方の紙が何グラムになるか」という事なので、分厚い紙の方が重い訳です。
そして、日本語では「アルシュ細目」って書いてありますけど、英語表記では
「COLD PRESS」つまり「中目」です。
しかも他の紙の中目よりボコボコしてます。今まで使ったどの紙よりボコボコしてます。めちゃくちゃペン入れしにくい。混乱しそうなので「中荒目」とかに日本語表記も変えてくれないだろうか;;でも水彩紙としてはこの「細目」が一番評価が高いんですよね。ザラザラだから絶対「色鉛筆」には向いて無いですが・・・。
水彩&色鉛筆ミックスなら「極細目」をお勧めします、って使った事が無いのでなんですが多分。色鉛筆作家でアルシュ極細使われてる方がいたので・・・。
正直、色鉛筆メイン絵ならアルシュ極細は勿体ない気がしますが;;
雪の部分だけマスキングしてザーッと塗りました。
右上の所なんかシミみたいになってる気が・・・、え?風邪ひいてる???でも水張りした時は何ともなかったし、オマケに買ってからずっと未開封で更にチャック付きの袋に入れて保管してたのにいきなり風邪ひいてるとかあります????
めちゃくちゃ厳重にパッキングしてあって、開けるのも一苦労した上、中身も黒い厚紙でグルッと包まれているという念の入りようでした。ここまでされてるのはアルシュが初めてだ・・・!!
風邪じゃなくって、私の塗りが下手だったのかもしれないです。風邪ひいてたら水張り時にその部分は暗くなって解るはず・・・なんですけど「風邪をひきかけている」状態なら、水張り時には解らないとか・・・あるのかも。今まで「アルビレオ水彩紙」一択状態で、風邪なんか引いたこと無かったので・・・紙の保管方が杜撰とかあるかとは思いますが・・・でも未開封でビッチビッチに包装されてた。
パットタイプ(四方が糊で固めてあって、ペーパーナイフとかで切り取って使うタイプ)のスケブなので、一番上だからダメージ受けていた・・・という可能性もあるのか??でもギッチギッチのビッチビチにビニールで包装されてましたが・・・う~ん、その状態でも風邪ひくってあり得るの???だとしたらいくら評価の高い紙でも買うのは怖いなぁ。
とりあえず、マスキング剥がした後の部分がけば立っているとか、それは無かったです。アルシュの表面強度は定評がありますからね・・・。マスキングが使えるかどうかで、水彩だと描きやすさが全然変わります(でも個人的にマスキング苦手なので、チマチマ避けながら塗ったりしてます;;)。
おおお、肌や服のグラデーションは流石に作りやすい!!このほわっとした柔らかそうなグラデーションは「アルビレオ」では多分無理・・・・。
ただ、このボコボコ具合では、細かい描き込みには不向きかもです。初めて使う紙なので「慣れ」というのもあるかと思いますが、何といってもスケッチブックの買いだめは出来ない・・・というのが定説です;;
表面強度やグラデーションの作りやすさ、発色の良さは勿論作品の出来を左右するものですのでとても大事なんですけど、日本では「湿気への強さ」というのも重要なんでは・・・。風邪ひいちゃったら、その紙は使えないんですから、どれだけ優秀な紙でも無駄になってしまいます(サイジング液を使うという手もありますが、塗り心地はどうしても変わるらしいのとマスキング液は使えなくなるらしいので、元々の紙の優秀さは半減でしょう)。
湿気に強い、風邪ひきにくい、それでいて水彩紙としても優秀な紙が開発されるのを祈ってます・・・。
それでは次回へ続きます。
最近、例年より暖かい日が続いてるんですが、やはり鼻が辛いのは続いてます。鼻で息がしたいんですけど・・・。週末から一気に寒くなるとか言ってるんで、う~、風邪ひかないようにしないと・・・。
急に気温が変わるのってかなりの負担になるんで、皆様もお気をつけを・・・。しっかり暖かくしてお過ごしください。
灯油、また値下がりしないかな・・・;;
お付き合い下さいまして、有難うございました!!