こんにちは、鈴豆です。
わっ、診察券見つかった!!良かった…。パソコンの横に落ちてたらしくて。え?パソコンの横??何でだ。でも見つかって良かったです。アプリ入れるだけで済むことは済むんですが、あんまりアプリ増やしたくなかったんで…。
先日、映画放映中の「かくかくしかじか」のプチ特集をテレビで見て、何となくLINEマンガで検索したら無料連載になっていたので少しだけ読んでみました。まだ序盤しか読めてませんが…。
めちゃくちゃ失礼になるかもしれませんが、東村先生って、絵よりもストーリーでグイグイ読ませるタイプの作家様だと思っていたので…、ここまで「絵」を頑張って来られていたことに驚きでした。
確かに筆が早いって言うのは、基礎画力がしっかりしてるからアタリだけでパパパ~~ッと描いてもちゃんと形になるって事で、それは凄く解る。手塚治虫先生とかそんな感じですよね、手塚先生の子供の頃の「虫の模写絵」とかただ事じゃない上手さですもん…、これはまさしく神だわ。
ただ、まだ少ししか読めてないんですけど、「感動!!」というよりは私には「羨ましい」が勝っちゃって、この先も読むかどうかはちょっと解らないです。どうしても昔を思いだしちゃって純粋に楽しめない。
勿論実話ベースとは言え、読ませるための「脚色」は多分に入っているでしょう…けど、これだけ熱心に指導してくれる先生の存在、受験の事だけを考えていれば良い家庭環境…、そもそも美大進学希望を認めてくれて絵画教室に通わせてくれるという理解のある親、前向き過ぎるご自身の性格…、どれも私にはない物ばかり。
確かに国公立限定はハードモードだけど…、地元以外でもOKなんでしょ??一人暮らしにかかる費用と、国公立大学と私立大学の学費の差を考えると、「自宅通いで地元の私立大学」に行く方が安い気がするのよね(医学部とかになると別ですが)。
「自宅通い」に制約されると本当に進学先は限られちゃいます、マジで。
はい、今回妬み全開です!!気分悪いわぁ~、って方はUターンで。
県内トップクラスの進学校の御出身だったのですね…、ご自身では何かノリ?で中学の時に推薦が出て、勉強が出来ないのに何故かその高校に入れたみたいに書かれていて、それゆえ毎度赤点で追試で「校内トップレベルのバカ」だったという描写があったけれど…
う~ん、私も東村先生とは思いっきり同世代なんですけど、今の時代ならどうか解りませんが、当時は高校って赤点が何個かあったら容赦なく「留年」になってたんで…(私も数学がめちゃくちゃヤバくて3回追試を受けてやっと進級出来たという苦い経験が…)、県内トップの高校を卒業できるって事はその…やっぱりかなり頭は良かったのでは??進学校なら猶更「お情けで」卒業とか甘い事言ってくれない気がするんですけどねぇ。雑巾がけで赤点を許してくれるはずがないし、ダウンジングでセンター8割も取れる訳ないじゃん(;^ω^)。
そもそも私たち世代はどんな底辺私立大学でも「倍率10倍」とかある、子供の数が多くて大学進学自体が相当狭き門だった時代なんです(それでいて「就職氷河期」世代なんだぜ…、なんやねんな)。私みたいな底辺私大にも「県内トップクラスの進学校」から来てる人だっていました。国公立の美大に行けてるってかなり学力いるはずなんですよね。
最初の方で、小学6年の頃の先生の絵が載ってて、同じ年の頃の画力だけ見たら私とそう大差ないんですよ。で、「投稿したら一発でデビューが決まって即連載になって、『期待の新星現る!!』とかって大騒ぎになって~」とか妄想してた所も、うわああああ~~~、まるっきり私と同じじゃん!!ってなって。解り過ぎて痛い!!!!!
マンガ家志望のガキンチョにはこういう勘違いは「あるある」なのかも知れませんね。「クラスの中」レベルの狭い世界で、明らか自分より上手い子がいれば「あ~、私なんて無理だ~」って早々に諦めもつくかもですが、今みたいにネットで同世代の子の絵がバンバン見れたりしない時代では、井の中の蛙になっちゃいがちですし…。
でも東村先生は「宮崎を代表するマンガ家」どころか「日本を代表するマンガ家」に現実なられている訳で、冒頭の「勘違い」が勘違いじゃなくて実現してるという…。
どんな自虐の表現も…何ちゅうか…、でも成功してるじゃん??みたいに感じちゃって。あ~私性格悪い。自覚してるんで!!
とあるマンガで
「頑張れば何でも叶うって訳じゃない、そんなものは成功したやつのセリフだ」
というセリフがあって、このセリフが何か私的にはジ~ンと染みたんですよね。
「かくかくしかじか」はあくまで「成功者」が語るサクセスストーリーで、同じように頑張れば誰でも東村先生みたいになれる訳じゃない、いや、圧倒的大多数はなれないんです。それは「努力が足りなかった」せいだけではなく、才能とか運とかタイミングとか周囲の環境とか健康とか(ここ超重要!!健康がなかったらどうしようもない)…、不可抗力の色んな要因があってなるものだから、心ならずも夢を叶えられなかった方々も「努力が足りなかった」「もっとこうしていれば」とかって後悔して悩まずに「自分は精一杯頑張った」って胸を張れれば良いなぁ、と思います。
あ、でも東村先生も’99年にデビューって事は大学在学中にはデビュー出来なかったてことで、結構苦労されてるんですね…、ホロリ。高校生で投稿一回目でデビュー!!なんて実際ちらほら聞きますものね(正直「バクマン」は辛すぎて読めない)。
同世代だから解るんですが、当時は少女マンガ界だと「20歳までにデビュー出来なかったら無理」「大学卒業までにデビュー出来なかったら諦めるべき」という風潮でした。そこを諦めなかったのは純粋に偉い(何様目線??)。
さて今回の「一日三捨て」行きたいと思います。
マンガの話題にちなんで(とうか、これの為にマンガの話題を描いたんですが)、今まで中々捨てられなかった
もう完全に未開封の物だけ一応残して、少しでも使っているものは処分しようと思って。
一番上のかけ網トーンなんて本当一かけらしか使ってないじゃん…。勿体ないけど、正直スクリーントーンを使う事は一生無いでしょう。
アナログでモノクロ原稿を描くこと自体多分99・9%無いと思ってるんですが、万一描いたとしても、スクリーントーンはデジタルで貼ると思うんですよ(今はトーンが貼れるデジタルツール持ってないけど)。アナログのトーン、経年劣化で変色してきますからね…。
というか、未開封のトーンでも相当変質しちゃってる物もあってショック…。
東村先生もインタビューでデジタル移行されたとおっしゃってましたっけ。
映画製作の際「生原稿を撮影用に掻き下ろして下さい」と言われたそうで、「そんなの古い原稿を使えば良いじゃないですか!!」と抗議したものの「古い原稿はトーンとか写植とか入ってる」とか言われて
「剥がせば良いじゃないですか!!!」
と言う所、声出して笑っちゃいました!!解るわぁ~。本当この先生面白い。
でも生原稿って「原画展」とかで使うかもしれないですし、トーンを剥がすのはまぁ~、厳しいけれど、完全に「描き下ろし」までしなくても過去の原稿を「トレス」とかにすれば手間は大分減りません??ペンでなぞるだけならアシスタントさんでも出来なくも無さそうですし。
これでとりあえず30枚。
さらに30枚。
どんだけあるねんな。
もいっちょ30枚。
これで合計90枚。
もう埃まみれで鼻はムズムズ目はヒリヒリ…。
まっだまだあるんですけど、今回はこれで。
スクリーントーンって一枚200円~500円位してた訳ですよ。場合によってはマンガ1ページでトーン一枚無くなっちゃうこともあったりとか。今までトーンにどれだけお金使ったんだろうなぁ~、と思うと…
はぁ、後10年遅く生まれていればさぁ~、トーンはデジタルで入れられる時代になってたんだよなぁ~、なんて、考えても仕方ない事ですが少しモヤッとしたり。
当時でもトーンはデジタルで~って出始めてた気はするんですが、雑誌への「投稿」となるとデジタル原稿での投稿は出来ない決まりがあったような…。
ここの所、デジタル作画に必要な機器の値段に「うっへぇ~」ってなってたんですが…、トーン代の事を考えたら、マンガを描くなら絶対にデジタルで描いた方がコスパ良くない??って感じます。イラストだけなら正直安いかどうかは微妙な所ですが…。
今回は普通に一枚1点計算で、一日の捨てる目標は3点なのでこれで30日分!!
うっひょ~、もう1ヶ月片付けしなくて良いってよ(違う)!!
甘々判定ですが、この位目標は低く設定しないと続かないので…、それにスクリーントーンは絶対今後増えることは無い物なんでその内無くなります。
地道に「一日三捨て」を続けていれば、年内にはちょっと部屋もスッキリするんじゃないかな、と期待して…。
7~8年前にかなり思い切ってトーンはごっそり処分したつもりだったんですが、ここまで大量に残っていたとは。大げさですが、「わが身を切るような辛さ」がちょこ~っとまだあるんです。そういう痛みも含めて「断捨離」。捨てるのが楽しくて楽しくて~、って訳では無く、私はかなり!!「捨てられない」タイプ。
毎日「断捨離でこれだけ人生が楽しくなった~!!」みたいな動画を見ながらモチベを何とか保っているという状況です。
いずれは絶対に処分しなくちゃいけないものですからね…。
これからもコツコツ頑張ります。
それでは今年も猛暑予報です、というか近年で猛暑じゃない夏ってあったっけ??記憶に無いんですが。
どうぞ皆様も暑さに負けないよう、ご自愛ください!!
お読みくださいまして、有難うございました!!