鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

「死神メイド」オリジナルアナロクイラスト:やる気を抑える薬を飲んでいた…???

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こんにちは、鈴豆です。

「死神メイド」オリジナルアナロクイラストです。

使用画材:カラーインク・透明水彩・マーカー

正直言うと、こんな時期にこの絵を出して良いのか、とず~っと保留にしていた絵だったりします。気にしすぎかもしれないですが、毎日毎日、それこそ生死にかかわる暗いニュースが流れてる中で死神モチーフって…、不謹慎かなって思ったのです。

でももう今、こんなに胸のデカいミニスカメイドさん描く事は無いですし、保留すればするほど違和感が…、と思って。今の状況、改善される目途が全然立たないんですもん…。

死神モチーフの萌え絵なんてザラにありますし、どうぞお許しを…。

実の所先日すっごく個人的にショックな事が判明しまして、ただあまりにも個人的だし、ここに書いてもちょっと専門的と言うか…、一般的にはちょっと解ってもらえない話かなぁ、と思うんですが、書かせてください。御不快に思われましたら申し訳ありません。

私は不眠症です。鬱傾向の強い不眠症です。診断書には「うつ」と書かれていますが、本気で鬱状態だった時を思い起こすと、今ははっきり「うつ病」とまでは行って無いとは思います。ただ、不眠が酷くて、日中もフラフラしてるので、常に怠くて、なかなかやる気が出ません。

昨年秋の終わりから、これは季節的な事ですが、気分の落ち込みや体のだるさは酷くなり…これは日照時間が短くなることで脳内のセロトニンが~~~、まぁ、冬場に気分が落ちるって言うのはうつ病あるあるで、「冬季性うつ病」というものもある程。北欧の様に冬場極端に日照時間が短くなる国では本当に社会問題になってるようです。

私の場合はとにかく不眠が酷く睡眠薬を転転してもなかなか改善されず、年明けから逆に睡眠薬を減らして「抗不安薬」「抗精神薬」で眠気の出る作用が出るもので対処しようと言う事で薬が変わりました。

抗うつ薬」でものすごい眠気が出る薬もあるので、「うつを改善させることで不眠を緩和させるって事かな」、とそれほど疑問にも思わず、そしてそのお薬は確かに眠くなるものでした…、が、眠れるんだけどず~~~~~っと体が怠い、頭が働かない、何とか絵を描こうと思っても…ダメだ、横になりたい…ってなっちゃって、それが段々酷くなってきて、最近は休みの日も昼間ベットに入るような有様でした。

昼間座椅子で寝ちゃうのは普段から良くあるんですが、昼間でもベットに入りたい、って言うのは、「本気で鬱状態だった頃」に現れた症状です。一時は本当に一日ベットから起き上がれない程酷かった。今回はそこまででは無かったんですが…、あ、これはヤバい、という予感と言うか、冬場は仕方ないとして、これだけ暖かくなって来ても改善されないのはおかしいと思って、今更ながらお薬を調べて見ましたら…

てっきり今まで「抗うつ薬」と信じて飲んでいた薬は、双極性障害統合失調症に出されるお薬で、抗うつの効果もあるそうなのですが抗うつの効果は弱く、「抗そう」の効果の方が強いという事。まさに質問箱で、このお薬を飲んでいる方が「だるくて一日中動けない」といった、私の状態と酷似している質問が立っていまして、回答に「そういうお薬です」と。

私は双極性障害でも統合失調症でもありませんし、気分が高まりすぎて困ったなんて経験は無いです。幻覚や幻聴もありません。それは、絵を描くのが楽しい楽しい!!って膝壊すほど一日中没頭した時期とかありましたけど、それはむしろ喜ばしい高まりで、薬で抑えなきゃいけない状態ではないはず。膝を壊したのは単に体勢が悪かったからで、「体に痛みが出たら作業は中断する」、これは気を付けていれば出来る事です。

薬で抑えなきゃいけないような気持ちの高まり、と言うのが私には正直想像が出来ないのですが、病的な状態で、生活に支障をきたすのであれば抑えなきゃいけない場合もあるというのはなんとなく理解できます…、が私はそういう状態じゃなく、むしろやる気が出なくてもう半年位悶々と悩んでいたんです。

例えるなら、便秘が辛くて胃腸科行ったら下痢止め出されてた…、みたいなショック。そりゃどちらも胃腸障害かもしれないけれど、作用は真逆じゃ無いですか…、両方の効果があるなら「整腸剤」って所でしょうか、でもどっちかと言うと下痢止めメインな感じの(例えが汚くて済みません)。

でも整腸剤なら副作用もそう無いでしょうが…。

なんと、そのお薬は副作用として、糖尿病や緑内障のリスクが上がる…とか、うちの親が両方やってて、私もこの辺りの病気の因子は持ってると思いますので、ピンポイントで怖すぎる副作用!!勿論薬には、特に精神に作用する薬には副作用が付き物ですが…、まだ、「心を元気にしてくれるお薬」ならともかく、気持ちの高まりを抑えてしまうお薬にその副作用…。糖尿病患者には禁忌のお薬で近親者に糖尿病患者がいる場合は慎重投与って書いてありますし、絶対ヤバいって。身内に糖尿病の人がいるか聞かれもしなかった;;

とにかく「私は怖くてとてもこの薬は飲めません」と、先日の診察日に訴えました。処方に文句を言うと先生のご機嫌が悪くなるのは解っていたので、我慢できるなら我慢したかったですが、こんな薬を飲み続けることは出来ません。

とはいえ、眠剤代わりに出されているお薬、飲むのを勝手に止めれば眠れなくなる(精神系のお薬を勝手に止めるのは禁忌ですが、離脱症状以前に眠れなくなるのが絶対に解ってる)ので、お薬を変えていただくしか無いので、実際「ええ~~~~」、と言われましたが、必死に食い下がりました。

「絵を描くのには気力や気持ちの高まりがものすごく必要なんです、その気力を抑えてしまうようなお薬では困るんです…」、もう半泣きでした。

何とか、解っていただけたのか、お薬は変更になり、今度はちゃんと「抗うつ剤」と眠剤が処方されました(ただ、保険のルールがどんどん厳しくなっていて、私のような頑固な不眠が眠れる処方がなかなか見つからず大分揉めました…昔はけっこう眠剤っていっぱい出してもらえてたんですが)。

今度はすぐに検索した所、今度の抗うつ薬はなかなか優秀で、副作用も少なさそうなお薬でしたし、質問箱でもおおむね「落ち込みに良く効いた」と高評価でした。ただし薬価が高い!!正直会計でえええ!!??となりました;;

とはいえ、この手のお薬の効果を実感できるには通常半月~一ヶ月程度かかると言われています。なので、もし、私の体調不良や気力の低下が前回までのお薬のせいだったとしたら、また気力体力が戻って来て「絵を描くのが楽しい!!」ってなるまでに最低でも半月はかかると言う事になります…。

ただ、絵を再開したばかりの頃のような、もう楽しくて仕方が無い、もっともっと描きたい描きたい!!っていうあの高揚感は、再開したばっかりだったというのもあるんで、あそこまでの高まりは多分戻っては来ないでしょう。例えば恋愛だって多分付き合い始めのドキドキ感が、時が経つと薄れていく…みたいな、多分あると思います。ただ、最初の頃の盛り上がりは薄れても、ず~っと続いて行く愛情は勿論あるわけで。

とにかく、絵を描いてる途中で眠い訳でもないのに、しんどい、お布団に入りたい…、これはかなりヤバい状態です。ヤフオクを辞める限界の頃もこういう状態になりましたので…。

もしも、薬の影響ではなく、本気で絵に限界を感じで鬱状態になってたんであれば、正直抗うつ剤でも簡単には治りません。これの方が正直怖いです。

冬場に加え、気力を抑えるお薬を飲み続けていたからこうなったんだ、と信じたいです。今はお薬をちゃんと飲んで待つしか無いです。

病気の事はあんまり書きたくないんですが、創作活動に影響が出まくる話なので…、あれ~、なんかスランプっぽい??って気づかれてた方もおられたんじゃないかと。大分端折ったんですけど、大体こういう事情でした…、という事で。

楽しく絵を描く気持ちが戻って来るかは解りません、でも日常生活にも支障が出るようでは困ります。何とか元気が戻りますように…。あと、安定して眠れますように…、眠れない事にはどうしようも無いですから…。

済みません、長々と暗い話を書いてしまいましたが、文章にすることで少し気持ちが収まったようにも感じます。

なるべく明るい話題を書きたいとは思っていますが…、明るい話題も中々見つからない世情です。

一日も早く、皆様が安心して日々を過ごせる時が来ますように祈っています。

お付き合い下さいまして、有難うございました!!