鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

神尾葉子「キャットストリート」読了

こんにちは、鈴豆です。

ブルブルを継続してて、何となくお腹がスッキリしたような~、って思ってたんですが、ウエストは全く細くなってない…。

「お腹が張って苦しい」という感覚は減ったけれど、腰痛ベルトを締める時の位置が全く変わっていないので…ウエストサイズは減ってないんだなぁ~、とガックリ…。もう一ヶ月は続けてると思うんですが、足とかもぶよんぶよんのままですわ~。

神尾葉子先生の「キャットストリート」読了しました。

予想は…ちょっと外れましたね。

ちょっと(大分?)ネタバレを含みますので苦手な方は回れ右で…。

…以下、ネタバレと感想

皆がエル・リストンを卒業してから2年。

紅葉はロリータ系のお店で働いてて、自分のブランドを作るために邁進。これは結構想像通り!!紅葉ちゃんは特技を活かして欲しかったんで。

玲がサッカー選手に復帰…、え?怪我したんじゃなかったっけ??って思ってたら私の勘違いで、性格の問題で仲間と合わなくなって総スカン食らって引退…だったのか。それなら復帰できるか。

浩一はIT社長でかなり大成功…ここは予想通りでした。一部上場も確実、って所で会社を手放して「エル・リストン」を買い直してスクール長…、なるほど~。

でも「エル・リストン」はフリースクールだけど学費とか無くて…、収入は無いよね??どうするんだろ…(前スクール長は「裏金」で収入があったんだけども)。

ケイト、女優無双!!って訳じゃないけど、結構とんとん拍子に人気女優になってて…正直そんなんアリか??って思ってしまった。浩一と結婚予定で、前回の感想で

「有名人気女優と大社長の無敵カップルとかになったら興ざめだわ」

って思ったけど、浩一の方が社長じゃ無くなったからアリなのか~。

奈子が言うように、ケイトは「才能があるがゆえに」女優への執着があまりなくて、ふっといなくなる、というラストなのかな?って思ってました。女優に簡単に復帰しても「やっぱりこのままじゃいけない」と思って、引退しても女優を続けながらでも、せめて勉強頑張って高卒認定は取るとか…。え~、「漢字ドリル」頑張っただけ???9歳から不登校で自宅で勉強もしてなかったのよね…、それはイカンやろ…。勉強が大の苦手なガラかめのマヤちゃんだって高校は赤点でアップアップになりながら卒業してたじゃん。今は人気でも女優を一生出来る保証なんて無いし、社会に放り出された時に中卒(実質小学校中退)って、いやいやいや…それは…。

何となく…ケイトは「楽な方に逃げた」感が否めなくて。芸能界なんて普通ならそれこそ「茨の道」なんですが、ケイトの場合は、なんのかんの天才子役時代のキャリアもあるし、そもそも超美少女だし、自分に出来るのはこの位かな~みたいな感じでサラッと復帰したような印象を受けました。何が何でも一生女優として生きる!みたいな覚悟が見える訳でも無く。

女優開眼!!見えたわ!!私の○○(白目)!!雷ドカーン!!!

みたいな展開にはならなかったけど、女優に復帰するにしても、それならそれなりの難関や試練にぶち当たって乗り越えていく過程を見たかったな~、って思うので、ほぼほぼ苦労も無くすんなり女優復帰~、有名女優~、っていうのは、最後の方に突然出て来た「なっちゃん」が言うように「できすぎ」だと私も感じました…(でもそこを描くと長くなるし、このお話は恋愛がメインっぽかったので)。

なっちゃん」のキャラもよく解らず、彼女もイジメに遭ったりしてレールから外れた子。ケイトに憧れて、自分もやりなおせる!!って思ったけど、自分はケイトの様に復活が出来ずに闇の中にいるまま、ケイトに嫉妬して、ケイトを拉致って監禁し、仕事に行けないようにしちゃうのだけど、共犯の男の子の説得もありケイトを解放。ケイトもあっさりと彼女を許すし、彼女も「エル・リストン」の再建に協力する…という感じ。

99%の方は多分「なっちゃん」サイドだと思います。主人公4人組は「できすぎ」です。「奇跡の4人組」って言われていたけど本当にその通り、そんなのは奇跡です。

どんなに大変でも高校位は出てないと人生は超ハードモードになってしまう。いじめにあって不登校になった子が、その後の人生でもの凄く苦労するという現実は非常に不条理だと思います。いじめた側は普通に進学して就職して、いじめをした事さえ忘れていくのに。「いじめは犯罪」としていじめた子は裁かれるべきだと私は思っているけれど、現実には被害者側が歯を食いしばって耐えて生き抜かないといけなくて。

学歴差別と言われそうですが…高校も出てないとなるとまず就職先が殆ど無い。バイトさえ厳しいかも。勿論主人公4人組の様にものすごい才能があるなら別ですが、何らかの「突出した才能」なんて持ってない方が殆ど。それもその才能を活かした職に就けるなんていうのは、きっと東大を出るより難しい事だと思います。

紅葉は自分でロリータ服とか作ってて、かなりのハイクオリティ。今時「服が作れる若い子」ってほとんどいないと思うものの、広い世の中を見渡せば服を作れる子というのはたくさんいらっしゃる訳です。その中で自分のブランドまで作れるか(作中では「ブランド設立」までは行ってないけど)となると、かなり厳しいでしょう。ロリータ服のショップ店員とか、ロリータ服ブランド会社に入社とかだったら現実的だけど。

でも紅葉に対しては素直に「ガンバレ~」って思えるのに…ケイトが簡単に人気女優、っていうのは…何だかなぁ~、と若干のモヤリ。

ケイトも女優は辞めないけど、「長期休暇」を取って「エル・リストン」の再建に~、という感じなので、「女優は引退して、地道に働く」という私の予想も、10分の1位は当たったのかな~、って事にしておこう。

だけど、無理矢理話を引き延ばしまくって間延びしたような感じは無く、「静かなラスト」というのはイメージ通りだったかも。

浩一は何のかんの大天才なんだから、会社を手放しても何等か稼ぐ方法なんて幾らでもありそうだしなぁ~。

なんだか、大した感想が出て来ない…、ん~。

結局、自転車も諦められたのかしら~、って4分の1スペースの方が気になってしまった(;^ω^)。自転車も規制が色々厳しくなって「罰金」とかもあるんで…、乗らずに済むなら乗らない方が良いのかもなぁ~、って思ったり。

前回の「秘密」7巻のレビューが文字数5000時位の長文になっちゃったので、今回はこの位で一休み~。

何と知り合いが「まんがpark」のボーナスコインを2万も貯めてて…、え~、それって「譲渡」は出来ないのよねぇ~、と(もう使わないから、あげれるならあげるけど~、と言われたけど…くぅ)。2万もあれば「秘密」残りの巻一気読みして何回か読み直しも出来るのに~~~。

私はチマチマコツコツ貯めて頑張ります。

ボーナスコインだとレンタルしか出来ないしスクショも禁止というシステム上、少し古い作品はもしかして基本最後まで読めるのかしら?って期待したのだけれど、そうでも無く…。「秘密」がかなりの大盤振る舞いなんですねぇ~。

「ざ・ちぇんじ」というマンガの最終巻が、捨てた覚えがないのにどれだけ探しても無いもんで…読めたら嬉しかったんですが、ボーナスコインでは読めませんでした(ノД`)・゜・。。

それでは、結局ダラダラ長文になってしまったのでこの辺で…。

お読みくださいまして、有難うございました!!!