こんにちは、鈴豆です。
オリジナルアナログイラスト「エメラルドの天使」です。
ちゃんとしたエアスプレーを購入したので、これでもか!!と使いまくりました。
やはり、美しい仕上がりになります、流石文明の利器。
エアスプレーが苦手なのは、マスキングが苦手なのと、丁度いい絵の具の混色度合いが難しい(特に白い色は水が少なすぎて粘度が高いとノズルが詰まるし、かといってシャバシャバにしすぎると、白い色が出ません;;)、
あと、傾けすぎてタンクの蓋が取れてしまい、絵の上に絵の具がドバ~~~ッとか・・・、エアスプレーするなら、絵の方を少し立てかけておいた方が良いのかもしれないです(そうならないよう、タンクの角度は変えられるんですけど、まぁ、うん、大変です)。
ブログ開設2ヶ月を迎えることが出来ました。
ひとえに読んで下さる皆様のおかげ、また励まして下さる友人に感謝いたします。
皆様、有難うございます!!!
おかげさまで、記事を書くのにも随分慣れてきましたし、のんびりまったり活動できています。不眠も少し楽になってきました。
目標があるのって良いものですね!!!
中島敦「山月記」
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いやぁ、鏡花ちゃん可愛い!!!「泉鏡花」なんて、そりゃ、名前だけ見たらめちゃくちゃ可愛い女の子ですもんねぇ(実在の「泉鏡花」は男性です)。
「文豪ストレイドッグス」でもおなじみ中島敦の「山月記」、高校の時の教科書に載っていて、強烈な印象が残っています。
詳しいあらすじや解説はWikiはじめ多くのサイト様で紹介されていますし、とうに版権の切れた作品なので多分全文ウェブ上でも読めるかと思います。短編ですので、もし未読の方がおられましたらおススメです。
虎になった李徴(りちょう)は、もともとスーパーエリートです。
ですが、夢である「詩家」として成功することは出来なかった、自分より「勉強」では劣る人たちがどんどん世に出ているのに、彼の「詩」は認められない。
彼はどす黒い嫉妬、後悔、未練、生活のために納得できない職に就かざるを得ない自分への絶望(ブランクがあるために、かつての同輩の部下にならなくてはいけない等)・・・様々な負の感情に巻き込まれ、人ならざるものに変貌してしまいました。
彼の詩を聞いた友人は思います。
「確かに、李徴の詩は技術的には上手い、だが『何か』が足りない、『何か』は解らないが・・・」
李徴は実は自分で解っていたのです。拙いうちから作品を発表し、様々な詩人仲間、評論家の中で切磋琢磨してこなかった。
拙い詩を発表するなど、この優秀な自分のプライドが許さない、恥をかきたくない。
元々が優秀である事が災いしてか、才能がない事を認めるのが怖い。
ひたすら、引きこもって(?)黙々と詩作に耽っていたのだのが悪かったのだ、と。
また、妻子の事を一番に考えず、自分の詩を託すことを優先した。自分はとうに人の心を無くしていた、だから虎になったのだと・・・。
臆病な自尊心と尊大な羞恥心
「山月記」の代表的な一文ですね。
物書きだけでなく、何かを目指す人ならば、いや、全ての人が、必ずぶち当たる壁ではないでしょうか。
弱いのに試合に出て、負けたら惨めに思うし、思うように話せない英語でのスピーチとか・・・ガクガクブルブルですよね(母国語でだって、人前で話するなんて、私ならヒーッです)。だけど、そこで引いてしまったら、成長は無い訳で。
時代を経ても、これは変わらないのですね。
なので、未熟な絵でもバンバン発表していきます!!え、違うって???
お読み下さり有難うございました!!