鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

ピンクのドレスの天使:沈黙の艦隊

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こんにちは、鈴豆です。

オリジナルアナログイラスト「ピンクのドレスの天使」です。

いい加減、タイトル・・・なんとかしたいんですが。

そして、悪夢のデータ消失事件により、高解像度データ無くなっていた(ノД`)・゜・。。

使用画材:カラーインク・透明水彩・色鉛筆・鉛筆・ラッカースプレー(表面下部)

確か、髪のツヤ入れは鉛筆で入れたと思います。高解像度でよく見ればわかるのですか、高解像度のデータが・・・(号泣)。背景は、色鉛筆、

光の中を天使か舞うようなイメージを期待して、表面に軽く、白のラッカースプレー振ってます。顔にスプレーがかからないよう、顔の部分は軽くマスキングしたような記憶が・・・。

全体色味、地味ですねぇ、本当に見栄えする絵を描くにはセンスって大事!!!

とにかく、ドレス・天使・ロングヘア、と好きなものが満載ではあります。

沈黙の艦隊


 

そんな乙女趣味な私ですが、

かわぐちかいじ先生の「沈黙の艦隊」は、妙にはまりました。

何故か学校の図書館に途中まで置いてあって(ほぼ全巻刊行されていたというのになぜか途中まで!!)、続きを持っている知人がいたので、貸していただきました。

フリフリドレスもお姫様もドキドキキュンキュン要素も壊滅のこの作品に、ドはまりしてしまいました。そもそも、女性キャラさえまともに出てきません。

日米共同(極秘)で製作された原子力潜水艦アメリカ側からは「シーバット」という蔑称で呼ばれていたのですが、海江田艦長初め全乗組員によって、逃走(?)、独立国「やまと」を建国します。

詳しいストーリーはWikiはじめ多くの方々が紹介してくださっていますし、私は解説が出来る程詳しく読み込んではいませんし、色々難しくて理解できていないのが実状です。

なんせ、メカ音痴、ミリタリー知識皆無、潜水艦の事なんて全然知らないですから、専門用語は全然解らない。

アップトリム、バラストタンクブロー、艦首ソナーのデシベルがなんとかかんとか・・・、うん、なんか戦闘中、位の感じです(泣)。

ですが、(いくら最新式とはいえ)潜水艦一隻で独立建国とか、設定はぶっ飛んでいるにもかかわらず、ものすごい迫力展開。

アメリカ大統領が日本政府に詰め寄る時の

アメリカを敵に回したらどうなるか、輸出入のストップ、石油を確保できなければ、日本なんて資源のない国は滅亡だ」

といった感じの発言内容がありました。もうそれがリアルすぎて、

足元がすくむような、血の気が引くような感覚、うわあああ、今後の私たちの生活、どうなるの!?と押し寄せる不安。しばらくして、あ、これはフィクションだった、と思い出して一息。

その位、本当にリアルな描写です。

核兵器のの脅威を武器に戦う「やまと」ですが、それは、

「核は絶対にダメなんだ」

という強烈なメッセージでもありました。

初めは「たかが成り上がりの黄色いサルが」と日本人を蔑んでいた(日本は、戦後の苦難の復興期を乗り越え、経済大国にはなりましたが、

世界的に、特に欧米からは、金を持っているだけのジャップと蔑まれていた時代です。

今も、アジア人を侮辱するような広告が世界で問題になっていますが、何十年たってもなかなか変わらないものですね・・・)ベネット大統領も、最後には、海江田を認めざるを得なくなる。

そして世界は平和へ向かって歩みだす・・・、海江田の確かな心拍音を胸に・・・。

これは、今こそ世界中で読まれるべき名作ですね(特に某大国の大・・・自主規制)!!!

腐女子ポイントとしては、海江田さんがどんどん色っぽくなるんですけど~???

という位です。深町との関係ったって、作中ほとんど接触さえないのにどうもこうもなりようがない気がするのですが・・・。

お読み下さり有難うございました!!