こんにちは、鈴豆です。
「浴衣の少女」オリジナルアナログイラストです。
使用画材:カラーインク・透明水彩・マーカー
夏祭りで色とりどりの浴衣を眺められる季節になりました。
よく、浴衣姿を「涼しげ」とか言いますけど
着てる側は、めちゃくちゃ暑いです。帯の所なんて通気性ゼロ・・・。
色々うるさい伝統を重んじる方々には、着物にレースを合わせるなんて変とか
浴衣に帯揚げとか帯締めとか暑苦しいとか、浴衣って寝間着なのに、あれで電車乗るとか~(電車乗らずに花火大会行ける人羨ましいわぁ)、とか言われてますけど、
浴衣は「湯帷子(ゆかたびら)」とか、「寝巻き用の浴衣」とは全然違うものかと思いますが・・・。
結構着るのも動くのも大変なのに、寝巻きだのTシャツ(ただし、Tシャツも高級なものは10万円したりとかもあります、ひえ~~~~!!!)だのと言われたくないのが本音・・・;;面倒だし本当に暑いんで、私はもう着ない・・・かなぁ・・・。
形状も、ほぼほぼ単の和服と同様で、仕立てが少々雑な部分もある、位かと・・・。
安い量産品は、全部ミシン仕立てで、衿の部分さえもミシン仕立て・・・、逆に難しそうでです、ミシンでの衿付け・・・、慣れてれば確かにスピードアップできるでしょうが・・・あと、共衿も折ってあるだけのちょっとインチキだったりとか。
ただ、浴衣ってお祭りとかに行くなら、確実に汚れますので・・・、正直・・・安いのでいいかと思います。
少し良いものは、何万、10万位のもありますし(本来は浴衣だって全て手縫いで仕立てられるものなので、人件費考えたら、当然の価格だとは思います);;花火大会とか、絶対汗&人混みでもみくちゃになる上、地べたに座って泥で汚れ、屋台の焼きそばのソースとか飛んでくるような場所に、何万の服なんて私なら怖くて着れません;;
カジュアル着ですし、レースと合わせたって良いと思います。
思えば、浴衣のカタログって一冊も持っていない・・・。振袖のカタログばかりですと、柄が、桜か梅か牡丹か菊、紅葉位で・・・まぁ、初春仕様と言いますか・・・。
夏柄の着物の資料が無い!!!!!浴衣のカタログって無いのかなぁ、って着物屋さんの前通った時に見てみたのですが、無かったです。成人式近づくと、振袖とかのカタログはバンバン置いてありますが。
浴衣って、振袖に負けないくらいカラフルで華やかな柄が多くって大好きなのです。勿論昔ながらの、白と紺の浴衣も、清楚で美しいですが。
佐々木倫子先生の「動物のお医者さん」のあとがきマンガでこういうつぶやきがありました。
すっごく解ります・・・。着物の大胆ポーズ集欲しい・・・。
この当時はネットで画像拾うとかも出来なかったので、取材、資料集めには相当ご苦労されたそうです。この頃はデジカメでもなく、フィルムですから、現像するまでちゃんと撮れているかも解らない・・・;;動物だって、ものすごく写実的ですし・・・。
着物カタログって、本当にみんな似たような、すました上品なポーズで・・・、マンガの資料にはちょっと不足なのですよね・・・;;
「おたんこナース」では、なんとスタッフさんにナース服着てもらってそのまま仕事してもらって、見ながら描かれていたとか・・・。これがプロというものです、凄い・・・。
そして主人公の似鳥さんはかなり立派なナースに見えます。正直・・・「ナースのお仕事」のいずみちゃんよりずっとちゃんとしてます。
「動物のお医者さん」は獣医学部を舞台にした、独特なテンポの、ゆるゆるコメディーなのですが(これに憧れて獣医学部を目指したという方も多いとか、私も、理系でもっと賢かったら・・・って思いましたけど、思い切り文系・・・。
そして獣医の世界は可愛い動物に囲まれてモフモフ♪とかではなく、動物が好きなだけに余計に辛い決断をしなければならない場面もありますし、想像でしかないですが・・・本当に過酷なお仕事かと思います・・・)、「おたんこナース」はやはり、患者が人間なだけに、結構重いテーマな回も多いです。
佐々木倫子先生は、医療系のイメージが強かったですが、「Heaven?」も気になる・・・、面白そうですね。
今年はどんな浴衣が流行るのかなぁ、と楽しみにしております♪
お読みくださいまして、有難うございました!!