鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

まめの通院二回目:「イノサン」読了

こんにちは、鈴豆です。

まめたんの通院二回目行って来ました。

二日ほど前から少し水っぽいう〇ちをするようになったものの、お腹ははちきれんばかりにポンポコのままでしたが、腹水は増えてはいないとの事で、とりあえず安堵。

結構食べるし、少し飛んだりもして案外元気に過ごしていると伝えましたら

「この(お腹が膨れている)状態に慣れて、元気が出たのかも」

と言う事で。体重は50.1gでした。家で測ったら53とかあったので、家の秤は1g単位ですしあんまり正確じゃないのかも…??

結構食べる事と、多少は飛ぶという事にお医者さんもちょっとビックリはされていました。「あんまり飛ばさない方が良い」と言う事ではありましたが…でも体が重いので、そんなに飛びませんし、放鳥時間もすごく短くしてます。ご飯食べて、眠そうにしだしたらすぐお帰りで。

だけど、毎日飲み水の量があんまり減っていないので(小鳥に無理矢理お薬を飲ませる事は出来ないので、お薬は飲み水に混ぜています)、お薬の摂取量が足りていなくてあんまり効果が出ていないのかも、と。

今回から、水の量を20㏄から10㏄に減らして、お薬を混ぜる量はそのままで、と言う事に。

10㏄…、もっと底の浅い容器ならともかく、まめの口が水に届くのかが心配です…。

そして、「爪が伸びている、お腹に刺さりそうだから切っておきますね~」と。

まめたん爪を切ろうとすると骨折するんじゃないかと言う位暴れるのでなかなか家では切れなくて伸び放題でしたので、切ってもらえると有難い…んですが、

切り過ぎて出血(´Д`)!!

多分まめたんが暴れたから…だとは思いますが、止血の薬を塗ってもらっても結構血が出てた…あわわ(T_T)。

家帰ってから部屋に出してあげてもまめたんは機嫌が悪いのか体調が悪いのか、この暑いのにフグみたいに膨れ上がって、そっぽ向いて「誰も信用できない…」という感じでこっちに寄って来てくれませんでした。鏡でおびき寄せたら手に乗ってくれたんですが、足が冷たい…。真冬でもカイロのように暖かいまめたんの足が~。

次の通院は4週間後。

人間の通院なら月一回で十分だと思いますが、小さな小鳥さんなのでそんなに空いて大丈夫??って思う反面、通院自体が小鳥さんにとっては心身ともに負担になるので、ちょっと間が空くのは良いのかな…??

何と言ってもカゴから掴み出して虫かごに詰めて車で揺られて知らない所に連れていかれて、きんちゃく袋に詰められて体重測定。まめにしたらとんでもない災難続き…。

一晩経っても、まだ膨らんで眠そうにしてる。余程疲れたんだろうなぁ。

この暑さの中まん丸に毛を膨らませていると、よほど体調が悪いんだろうなあ…と心配です。何と言っても、この子は元々すっごい暑がりで、真冬でも脇をパカ~ッと広げて「あっちぃ~~~」ってなってたので…。

膨らんでいる姿は可愛いのですが、ここまで膨らんでいるのはちょっと異常ですし、体調が悪いと体温が上げられなくて羽毛を膨らませて体を温めるらしいので…、この暑い暑い夏場にその状態になってるのは心配です。

お薬しっかり飲んで、早く元気になってね。

ところで、「イノサン」、ラインマンガとヤングジャンプアプリ併用で読了しました(「rouge」の方はまだ)。中盤以降はそこまでグロくはなかったんですが(いきなりミュージカル調になったりして笑える場面も)、前半はキツかったですね~。

多分、作中最も残酷でエグかった「フランソワ・ダミアン」の「八つ裂きの刑」ですが、これって実話だったんですね。Wikipediaで調べたら結構本当にそのままと言うか…。人間ここまで残酷な事を考えられるのか、と言う様な壮絶な話でした。

というか、刑の前の「拷問」の時点で、ここまでされて人間は死なないのか、と言う位強烈です。

この刑で、主人公の叔父のニコラが心を病んで引退した、というのも実話なんですね。マリーの助言とかはフィクションでしょうけど。もう一人の主人公、「マリー・ジョゼフ・サンソン」は実在の人物らしいですが、女処刑人では無いし、普通の女性だったそうです。

そして

「女は人間ではない、家畜以下の存在!」

と叫ぶマルトおばあ様、彼女こそがサンソン家最強生物なんじゃ…という感じなんですが。とにかく強い、息子も孫(マリーを除く)も彼女の言いなりだし、息子のジャン・バチストを次代の「ムッシュ・ド・パリ」に、と直談判に行った時、その場にいた男性陣が

「候補者がすでに集まっていて」「賄賂貰ったんだよな」「後家の艶っぽい事。お慰めして差し上げたいが…」

に対して

「死ね」

の一言の次のコマ、血痕と共にジャン・バチストの推薦状を書かせるという大技。どうやったんだろう。マリーの気質は間違いなくおばあ様譲りかと…。

でも、「貴様の吐く息すら汚らわしい」とか差別されまくりの処刑人に、賄賂を積んでまでなりたい人がいたのね。差別はされてるけど、多分収入はかなりあって、暮らしぶりはほとんど大貴族並み…ですし。

頑張ってポイント貯めて、「rouge」の方も楽しみに読みます。

それにしても、「貴族の血は青い」って、本気で信じられていたんでしょうか。比喩表現では無くて?貴族だって怪我して血を流す事くらいあったでしょうし、血が赤い事くらい当たり前に解ると思うんですけど…。体液が青いていうのは虫か何かでいたような気がするけど、青い血の動物って、哺乳類でいましたっけ?

ただ、中世の頃は血液に関する知識が無くて、「羊の血を輸血する」とかあったらしい…、これで多くの人が死んだらしいですが、むしろ羊の血を輸血して、死ななかった人がいるのか、っていう位衝撃でした。

それでは、本当に毎日灼熱地獄の状態ですが、皆様も体調崩されませんように…。

電気代も何もかも毎月毎月値上げ値上げで死にそうですけど、エアコン代だけは削れない。健康第一です。コロナ前なら日中は図書館などで過ごすとか、節約術でよくありましたけど、今のご時世じゃそれも厳しいですしね。

世の中、色々と早く落ち着きますように。

お読みくださいまして、有難うございました!!