鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

太陽が沈みました

前回のブログを書いたその日のうちに、我が家の太陽が沈みました。

通院から帰って、外に出したら、あり得ない程毛を膨らませて、でも一日リラックスすすればまた回復してくれるのではないかと期待していましたが、翌日の朝覗いても、変わらず毛を膨らませたまま。

お昼にカゴから出してあげても、ご飯も全く食べていなくて、足は冷たくて、ぼんやりと眠そうにしていましたので、すぐにカゴに帰して安静にさせる事にしましたが、スーパーから帰って、様子を覗いたら、カゴの下でじっとしていました。

止まり木に止まっていないなんて初めて見たので驚いて、

「どうしたの!!??」

って声をかけたら、その時はまた止まり木に戻って行ったので、少しだけ安心したのですが、夕食の前にとりあえずそっと覗いてみたら…、まめたんは両羽を全開にして力なく地面に落ちていいました。

「死んでる!!!!!!!」

って慌てて救い上げたら、かろうじてまだ息がありました。

だけど本当に足も冷え切っていて、全く力が入っていなくて…、抱っこされても抵抗しない。ご飯やお水を口元に持って行っても、もう口も開けられない状態でした。

おそらく、前日の夜からは全く食べも飲みも出来ていなかったんだと思います。

思えば、前日のお昼も、そんなに食べていなかったし、その前の日に比べると元気が無いように見えましたが、病院では「前回より元気そうだし、腹水も増えていない」と言う事で安心していたのです。

でも家に帰ってから明らかに様子がおかしい、本当に今まで見たことが無い位に精一杯毛を膨らませて、ごはんも食べずしんどそうにしていました。

ご飯が食べられないから、体温があげられなくて、寒くて毛を膨らませていたんだと思います。

もっと大きな動物だったら、点滴で栄養を送る事も出来るのに、小さな小鳥さんではそれも出来ない。自分の力で、食べて飲んでもらうしかなく。

最期は、私と主人で交代で抱っこして撫でて上げながら…、せめて苦しまずに眠るようにであれば良かったのですが、最期の瞬間、「ビビビッ!!」っと大暴れして手から転げ落ちて、慌てて救い上げたのですが、ヒクヒクしながら胃液のようなものを吐いていて、そのまま鼓動が止まって行きました。

最期の最期に、苦しい思いをしてしまったね。

もしも寝ている間に、とか、仕事行ってる間にまめたんが一人で旅立っていたら、あんなに苦しむ顔を見ずに済んだかもしれないけれど、最期の時はどうしても抱っこしていてあげたいと思っていたし、人間が大好きなまめたん、賑やかな所が大好きだったまめたん。

やっぱり、一人で寂しく、旅立たせなくて良かった。

ちゃんと家族がいる時まで待っててくれたんだね。

本当に良い子、やんちゃだけど優しい子、親孝行で愛に溢れた子でした。

もうまめたんが私に向かって飛んで来てくれないのか、まめたんの「チューして♪」が聞けないのか。いたずらに手を焼く事も無いのか…。

嘘みたい、嘘みたいです。

お腹が膨れているのに気づいてから、たったの2週間でした。

本当は苦しかったんだろうに、まめたんは必死に生きようとして、いっぱいご飯を食べてくれたんだね。

心配させないよう、苦しい顔も見せずに、最期の直前まで肩に乗ってくれてたよね。

丁度、8歳と3ヶ月でした。

セキセイさんの平均寿命は、サイトによってもバラバラですが、7歳から10歳位かと思います。極めて短い生涯では無かったとは思いますが、やはり平均内のやや早めでした。

10歳くらいになるとセキセイさんも白内障になりますので、

「その内まめたんに白内障の目薬を差さないといけなくなるのかなぁ、まめたんが大人しく目薬差されるかな~」

なんて、つい一ヶ月ほど前に会話していたんです。

ついこの間までは本当に元気いっぱいだったんです。

こんなにこんなに、一気に突然に虹の橋を渡る事になるななんて、驚きで、まだ受け入れられません。

今もカゴを覗けはまめたんがいるような気がします。まめたんの声が聞こえる気がします。

まめたんは、我が家の太陽でした。

いつも明るく、私たちに温もりをくれました。そして太陽の様に、もうそこにいて当たり前のようになっていました。

太陽の沈んだ我が家は暗くて、私の目からは涙が雨となって止みません。

どうしても、最期のまめたんの苦しいお顔が頭から離れなくて…だけどまめたんは本当に元気で楽しそうに毎日キャッキャと遊んでいました。苦しそうな顔じゃ無くて、その明るくて楽しそうなまめたんの姿をいつまでも覚えていてあげたいです。

いたずらが大好きな子でした。ついこの間、水の入った結構重たいコップを倒して床に落としたよね。自分の何倍も重たいのにね。本当に力持ちだったね。

水浸しの床を拭いたりするもの、私にとって幸せの一つでした。

頭にう〇ちされたのも、血が出る程唇を嚙まれたのも、全てが愛おしい。

どうして、冷たく硬くなって、横たわっているのかな?またいたずらしてよ。おしゃべりを聞かせてよ。

いたずらが大好きなまめたんだから、これは一世一代のドッキリで、渾身の「死んだふり」なんだよね。埋葬したら、もう出てこれないんだよ…。起きるなら今の内なんだよ…。

まめたんは、正真正銘の天使さんでした。

太陽から生まれたような子でした。

だから、必ず天国に行くでしょう。

だけど私は天国には行けないかもしれないから、その時はまめたんが蜘蛛の糸を垂らしてくれるかな?そうしたら私はまめたんに会いに行けるよ。

向こうでは病気もケガもないから、ずっと楽しい事だけして美味しものを好きなだけ食べててね。

まめは天使さんなんだから、こんな辛い世の中に生まれてこなくても、ずっと天国で幸せに暮らせていたんだろうに、この世に生まれて来てくれて、私と出会ってくれて、うちの子になってくれて、幸せをいっぱいくれて、有難うね。

まめたんは有り余るほどの愛情を私に注いでくれました。

私はその10分の1でも返してあげられたのかな?

まめたんは幸せだったかな?

一杯お留守番させて、寂しい思いをいっぱいさせたね。本当は一日中一緒にいたかったけれど、放鳥のし過ぎは鳥さんの負担になるからって、制限するしか無くて。

もう我慢しなくて良いんだよ。ずっとずっと楽しく遊んで暮らすんだよ。

まめたん、本当に有難うね。

8年間、マメタンのおかげで本当に幸せでした。

まめたんはきっと眠ってなんかいなくて、魂は天国で今もきっと楽しく歌って踊って飛び回って遊んでるんだと思います。

優しい子でした、私が体調が悪くて臥せっている時も、辛くて泣いている時も、「どうしたの?」って顔を覗きに来てくれる子でした。きっと私がずっと泣いているのを、まめたんは望んでいないと思います。

でも涙が止まりません。

まめという太陽はもう昇る事はありません。

こんなにお別れが辛いなら、初めからまめたんに出会わなければ良かったのかな?

いや、違う。まめたんと過ごした日々はやはり私にとって宝物です。

ずっとずっと大好きです。

まめたん、きっとまた会えるよね。まめたん優しいから、私を迎えに来てくれるよね。

だけどもしまめたんが私を忘れても、まめたんがお空で幸せに過ごしてくれているのなら良いです。私は忘れないよ。

まめたん、有難うね、沢山の愛情を有難うね。最期まで必死に頑張ってくれて有難うね。

すみません、混乱のあまり、支離滅裂な文章となりました。

どうか、私の天使さんが、お空で幸せであるように願って下さると嬉しいです。

皆様も、皆様の大切なご家族も、どうか幸せでありますように。

お付き合い下さいまして、有難うございました。

鈴豆