こんにちは、鈴豆です。
「チャングムの誓い」イメージイラスト進捗状況です。
スカートの方を塗っていきます。
広範囲の濃い色を塗るのがめちゃくちゃ難しい・・・、本当にマスキングしてエアスプレーしたい位・・・。髪をなるべく長く描きたいのは、そういう広範囲の部分を細分化しやすいから、という面もあります。
ひたすら時間をかけてチマチマ塗っていく色鉛筆に対し、水彩は時間との勝負・・・乾かないうちに塗らないとムランチョロンになります；；
塗りたい部分を先に水筆でザバッと湿らせておいて一気に塗りました。
ドラマを見た感じはもう少し濃い赤だったようにも思いますが、でも割と鮮やかな赤。最終回では娘にも「お母さんキレイ！！」って言われてました。医女帽をかぶる時は頭に輪っか（あの三つ編みの輪が大きければ大きいほど美しいとされていたとか）じゃないから更に若々しく感じます。
今回は髪を筆ではなくマーカーで入れていきます。
「カラーマスター」「顔彩色」使用。片方が筆ペンで片方が細いサインペンみたいなもので、乾くと耐水性になります。
以前はダイソーでも「顔彩色」という顔料系マーカーがあったんですが、今はコピックっぽいアルコールマーカーしか無かった・・・、それもなかなか評判が良いみたいですが、コピックだけは私は使えなかったという苦い記憶が・・・；；染料系は退色面の心配もあるので、もう良いや、って諦めてます（泣）。
「顔彩色」再販してくれないかなぁ・・・、安いし、店舗も近いから入手しやすいし。
ペン先が硬いので・・・下塗りの透明水彩が剥げてくる・・・( ﾟДﾟ)！！
マーカーを髪の彩色に使う場合は今まで下塗りはカラーインクを使っていました。染料インクは、紙に染み込む感じなので、上からこすって剥げるとか言う事は少ない感じがします。水彩はどちらかというと、紙の上に「乗ってる」という印象なのでこすると剥げる？だからこそ、水彩のほうが、はみ出してしまった所などを後で水筆でこするとある程度落ちたりもします。ただ、これは使用する紙にもよって変わるようで、染み込みやすい紙ですと、後でこすり取るとかも難しくなったり、逆に「弾き」の強い紙だと、「絵の具が逃げる」という現象が起きたり・・・紙の世界は奥深い・・・！！
マーカー使用時の下塗りは薄～い色のマーカーで入れた方が良いかなぁ？と悩み中です。できれば染料系は使いたくないかなぁ、と思ってはいます。
左からライトが当たっているので、やはりマーカーも、鉛筆のように・・・テカります；；なるべく垂直に立てて、ライトは当てずに撮影した方が・・・それでも多少テカるのです。大体髪の色が入りました。
細かい模様を入れていきます。背景の滲んでしまったステンシルが、擦っても意外と落ちなかった；；後は瞳と服の模様とホワイト・・・ホワイトが地味に大変！！マンガ描いてた頃は、ホワイトが面倒で、白のボールペンとか使うこともありましたが、太さの調整が出来ないのと、しっかり白抜き、という訳にいかなかったり、また、すぐにインクが詰まってしまうという難点もありました。
筆よりは、ペンの方が楽ですから、ペンタイプのホワイト無いかなぁ？
次回から仕上げに入ります。
お付き合いくださいまして、有難うございました！！
