鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

BANANA FISH主題曲集

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こんにちは、鈴豆です。

先日見終わった「BANANA FISH」我慢できなくて2週目見終わった…、はあああ、もうアッシュロスが…止まらん。

レビューで「辛すぎて二度と見ない」というのがあったけれど、解る。本当に辛い、けど見ちゃう。またブルーになるのに中毒やん。原作マンガも実家に取りに戻れば良いんだけど、家族と共用な本なので、私が取り込む訳にもいかず。

何十年も前のマンガなので多分100円コーナーで揃いそうだし、買っても良いかも。でも読み返したらまたズーンと来るんだろうなぁ。

落ち込むのが解っていて、読まずにはいられないというの、何なんだこれは。

本当に面白いのでおススメはおススメなのですが、トラウマ必至なのでおススメではない(は?)。だけど間違いなく超がつく名作です。

画像はアッシュをイメージして生成したAIイラストなのですが…どうしても「拳銃」が出てこない。挙句に「金髪」まで無視される事も多々。

カッコいいんですが、アッシュはこんなベビーフェイスじゃないんだよなぁ。かといって大人では無くてちゃんと少年なんだけど、何と表現して良いのか解らない色気…くぅ

最近ポケカラも、新しい曲が覚えられなくてウダグダになってたんですが…

一応「BANANA FISH」の主題曲4曲歌い切った~。ヘボヘボのウダグダですけど、久しぶりにカラオケが楽しかったです。

第一期OP「found&lost」

これから物語が始まる!!という勢いや熱気があってカッコいいです!!

作品とも非常にマッチしてますね。

アッシュは「BANANA FISH」の秘密を探りに行くのですが

「答えを見つけたいんじゃなくてお前(英二)と旅をしたかっただけなのかも」

なるほど、そうかも?って思わせられました。

普段は感情をあまり見せないアッシュが、英二の前でなら年齢相応の少年のように

「怒って笑って泣いてなんてしまったって」

するんです。

全曲そうなんですが、「BANANA FISH」の主題歌はちゃんと原作をしっかり理解して作ってくれている感じです。

4曲の中では一番歌いやすかったかな。

第一期ED「Prayer X」

唯一、全部日本語の歌詞な曲なんですが、正直一番難しかった。

何といっても「KingGnu」なので。

このPVは何とも言えず不気味な雰囲気なのですが、曲に非常に合ってます。

「天才ピアニストとして多くの信者を抱えている主人公が、一人の人間としての自分の孤独や悲しみは誰にもわかってもらえない」

というイメージでしょうか。このピアニストがアッシュに重なる。天才ゆえの苦悩。ただただアッシュの苦しみや孤独や悲しみが伝わってきます。

胸に刺さったナイフを抜いたら、吹き出すのは血じゃなくて「涙」なんですね…。

「ひと時のきらめく命」「脆く儚い日々」「痛みや悲しみさえ飲み干した」「何を信じればいい」

全ての歌詞がアッシュの心の叫びの様です。

KingGnuは私は「35歳の少女」の主題歌「三文小説」で知ったのですが、とにかく歌えない。難しすぎる。でも「三文小説」をソロで加工無しでめちゃくちゃ上手く歌っておられる方がいらっしゃいました。凄すぎる~。

ちなみにこの「prayer X」って、まだインディーズ時代の曲だったとか…マジですか。

KingGnuって確か全員「東京芸大声楽科」卒だったかと。どっひゃあ、モンスターやん。あのとんでもない歌唱力に超納得。

第二期OP「FREEDOM」

OPなんで勢いのある曲なんですが、「found&lost」とは違って、アッシュが英二との別れを決意する感じの歌詞です。

出だしが怒涛の英語歌詞なのでかみっかみなんですけど;;舌が回らない。ついでに音程バーがあちこち狂っているけど何年も修正されてないっぽいです。結構「音程バーが違う」というのがポケカラでは良くあるので辛い所。

最初がスムーズに歌えると良いのですが…。英語辛い。

歌詞がアッシュ目線だけじゃなく、アッシュと英二の想いが交互に現わされてるのがまたグッときます。

Get away from me

は、英二の安全のために自分から引き離したいアッシュの切ない想い(本当はずっとそばにいて欲しいのだけど、相手の為に離れなければいけない)。

Get away from dark nightmare

は、アッシュを悪夢から離したい、守りたいと思う英二の願い

I will share your fate

も多分アッシュの運命を自分も分かち合いたいという英二の心情でしょう。あくまでも私の勝手な解釈です。

英二は逃げようと思えば、初期の段階なら日本に帰っていれば普通に平和に暮らせていたんだと思います。中盤以降になると、もし帰っても追っかけられて殺されそうだけど。中国マフィアに目をつけられちゃったら、世界のどこに逃げてもアウトかも;;

一見、アッシュが全面的に英二を守り続けているという印象なのですが、英二の存在はアッシュの心を常に救い続けていました。英二がいなければアッシュは正気を保っていられなかったのでしょう。アッシュの師匠であるブランカから「彼はおまえが救われるために存在しているのではない」と言われるほど、アッシュにとって英二の存在は、失ってしまえば生きていられない程に大きなものとなっていました。

中盤でアッシュの敵である月龍が英二に

「アッシュの為に僕を撃て」

って言うんです。この時の月龍は全くの無抵抗で、英二が引き金を引いていれば月龍は死んでいました。でも英二は撃たない。

「アッシュなら迷わず引き金を引く。たとえアッシュの為でも君は自分の手を汚さない。全くフェアじゃない。」

と月龍は英二をなじります。

子供の頃の私は結構月龍の考え寄りで、英二のどこが良いんだよ、英二何もしてないじゃん、って思っていました。

だけど、人を憎んだり殺したりしない英二にこそアッシュは焦がれているんですよね。アッシュにとって多分英二は、自分が持つことの出来なかった自由とか純粋さとか慈愛だとか、そういった憧れの象徴で、それが自分のために壊れてしまうのは、アッシュの望みでは無いし、そうなってしまったらアッシュは「自分のせい」と自身を責めてしまうのでしょう。

(とはいえ、私は今でも月龍が結構好きだったりします。拗らせキャラって妙に惹かれる…超美少年だし(*´ω`*)。)

恋愛関係ではないけれど

「これが愛じゃ無ければ何と呼ぶのか僕は知らなかった」

「何に例えよう 君と僕を」

な感じ(別の歌だけど)。恋人でもなく、親友と言う言葉ではあまりにも弱い。

そこまで大切に思える相手に巡り合う事は大抵の人には無いでしょうから、二人は幸せだったのかもしれないけれど、そんな相手を失うことは、身を引き裂かれるよりきっと辛いんだろうなぁ。

これほど辛い思いをするなら、出会わなければ良かったのか、それでもやはり出会って幸せだったのか。

第二期ED「RED」

ぐはっ、全部英語…。いや、アメリカが舞台なので、英語の歌詞の方が作品に合ってると言えば合ってるのですが、ジャパニーズカラオケーヤーキラー(何それ?)やん。

これだけ採点無し(音程バー無し)なので、正直諦めていたんですが、何とかかんとか歌いました。発音どころか、あちこち歌詞飛んじゃって、意味が真逆になっちゃったり;;キッツイ。

もうこの曲は、作品のラストに向かう曲なので…、アッシュの最期とか、今生の別れや死を決意している表現とか…ああああああああ~。もう言葉が出てこない。

「君に何度でもさよならを言いたい」

愛する人(英二?)の血で道が赤く染まって行く」

とか、終盤にアッシュと英二が日本語の練習をしている時、最後に「さよなら」を教えていた時に英二が襲われて撃たれる所、アッシュが狂ったようにすでに息絶えた犯人を何度も何度も撃ち続け、病院に運ばれて行く英二を泣き叫びながら追いかけていくシーンがよぎります。

「Prayer X」はアッシュの悲しみが全面に描かれている感じですが、「RED」は英二への想いが溢れていて、大切な人が傷つき、血が流される事への苦しみ、愛するからこそ別れを決意する切なさがとても伝わって、ただただ泣ける。

泣けるとか切ないとか、そんな言葉しか出てこない。言葉を失います。

もっと練習して歌詞間違わないように歌いたいけれど…ちょっと力尽きました。

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十枚以上イラスト生成してやっと銃が出てきたのがこれ一枚でした。「拳銃」って入れたんだけど、マシンガンか???

銃がNGワードな訳では無いんですが、本当に出てこない。

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大人っぽいのも出て来たけれど、アッシュのイメージではないな。

心なしか…アゴにひげ生えてない??これはこれでカッコいいのですか。

中々、こういう絵を出したい!!というものは出てこないです。

簡単にイメージ通りの物がパッと出て来るのも、複雑な気持ちになるけれど。

それでは、「BANANA FISH」主題曲のご紹介でした。どれも名曲です!!

もう「BANANA FISH」3周目行きたいけれど、沼にハマり過ぎて抜けられなくなるのでどうしたものやら。

寒いですので、どうぞ皆様も冷えなどにはお気をつけて、暖かくしてお過ごしください。

お読みくださいまして、有難うございました!!