鈴豆そうさく日記

自作イラストやドールドレスの紹介、日々の片付けや独り言などゆるゆる綴っていきたいです。

「火の鳥」鳳凰編

こんにちは、鈴豆です。

何だかポイ活を終えてから妙に毎日眠くて眠くて…日中もずっと眠いのに、寝る時間になると目が覚めてくるという…負のループみたいになってます…;;

日中眠いからと言ってコーヒーや栄養ドリンクなど、カフェインをいっぱい摂ってしまうと、「一日に分解できるカフェイン量」を超えてしまい、カフェインの摂取時間が早くても結局夜に眠れなくなるんだとか。

一般にカフェインの影響は5~6時間で切れるので、12時に寝るなら、夕方6時までならカフェインを摂っても大丈夫…なはずなんですけど、量が多ければ分解しきれないので影響が出ちゃうと。

分解できるカフェイン量は女性の方が少ないとされてて、勿論個人差もあるので、私の場合具体的にどれだけなのかは解らないですが。レギュラーコーヒーなら一日2杯まで、インスタントなら3杯まで、というマイルールを設けています。

そんな感じで、今ほとんど「ポケカラ」出来てません。仕事行く直前まで倒れてるもんで…。昨年秋のデータ即バン事件(?)以降、かなりポケカラへのモチベ下がってまして…(アップロードする度にまた消されやしないかってビクビクしてるんで…)。

suzumame.hatenablog.com

でも先日、渡辺典子さんの「火の鳥」が追加されてたんですね。

私この曲が大好きでして…、でも無料会員(というか「非会員」)なもんで、リクエストが出来ないので…他力本願でずっと待っておりました。結構古いマニアックな曲も増えて来てる感じで。というか「火の鳥」といえばこの曲でしょ!!マイナーなの???

ちなみに手塚治虫火の鳥」の「鳳凰編」「ヤマト編」の主題歌です。

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もう懐かしくて!!ただ、歌ってみたら涙が出る程声出ない…。鼻炎で声がガラガラなのもあるけれど、子供の頃からのだみ声なので、こんな可愛らしい声はとてもとても。

そして、今は週一回か二回程度しかアップしてないので…笑っちゃうほど訪問者も減ってフォロワー様も増えなくなって、再生数一桁コメントゼロって感じなので…、テンションは落ちまくってます。無料だから退会する必要は無いし、反応を期待せずにあくまで「無料でカラオケが出来る!!」って事で気が向いた時に楽しむ位で割り切った方が平和だと思います。

「聴いてもらえないのなら歌う意味が無い」とするならば、お金払ってカラオケボックスに一人で行ってたのはそれこそ「意味が無い」事ですよね。評価が貰えない行動に意味が無いと考えてしまったら、人生はものすごく窮屈で味気なくないだろうか。おまけに「意味が無い」事にお金まで使うとかとんでもない、って話になるし…。

勿論フォロワーを増やすためにいっぱい歌って練習して宣伝して~、それが悪い訳では無いんですけど。

「執着心」や「承認欲求」って、「向上心」とも言えまして、ある意味では大事な事ではあるんですが、それによって心が歪んでいくというのはあるんです。これって「火の鳥」の「茜丸」にも言えるのかも。「認められたい」と思うが故に、本来のひたむきさを失っていくという感じ。

歌ってると、子供の頃に見たアニメを思い出して、「鳳凰編」だけ文庫持ってるので読み返してました。

アニメに関しては、ストーリーの中盤をすっ飛ばして「1話と最終話を繋げた感じ」と言う事で、ファンからは不評みたいです。確かに原作を読んでみたらそんな感じでした。アニメだと我王が速魚を殺してしまった事ですっかり改心したみたいな感じ??で記憶してます(子供の頃の記憶なので怪しいです)。

鳳凰編は「我王」と「茜丸」がダブルヒーローになってます。我王は生まれた日に父親と片腕を失くし、悲惨な境遇からやがて大悪党となり、盗み、殺すの生活。逃亡中に出会った茜丸を追いはぎした挙句、右腕を切りつけ、茜丸の右腕は殆んど動かなくなってしまいました。

その後なんだかんだ(超略)あって、「上人様」の付き人をしながら導かれ、苦難を乗り越えていく内に我王の心の中に次第に「仏」が生まれて行きます。また、我王は誰に習ったわけでもなく、天性の彫り師の才能を持っていて、旅する先々で魔除けや仏像などを彫っては人々に感謝されるようになり、またその天才仏師としての噂は全国に広がって行きました。

一方の茜丸は、登場時には既に天才仏師と言われていました。しかし我王に利き腕の右腕を切られ、仏師としての人生に絶望します。ですが、見事に立ち直り、「このような心境になれたのは腕を切られたから、むしろ賊(我王)に感謝したい位だ」とまで言う聖人ぶり。

ですが、茜丸は権力者に仏師として高く評価されると共に利用され続け、支配され続け、欲にまみれた世界に取り込まれるうちにひたむきに彫り物に打ち込んできた純粋な心を次第に失っていきます。

最終的に、東大寺の屋根を飾る「鬼瓦」を、我王と茜丸で腕比べをして決めることになりました。茜丸の鬼瓦も素晴らしい出来栄えであったものの、誰もが息をのむほど、我王の鬼瓦の気迫は凄まじい物でした。だけど茜丸は天下の権力者のお抱えなので、八百長茜丸が勝ちになります。

そこに異論を唱える者が出て騒然となり、焦った茜丸

「我王は元悪党で、私は右腕を切られた。この男に東大寺の瓦をつくる権利はない」

と告発します。

その結果、我王は罰として腕を切られ(もともと隻腕でしたから腕無しになりました)、都から追放されます。

だけど、ここは茜丸がいかにも悪者みたいな印象を受けますが…考えてみれば至極まっとうな訴えなんですよね…。このタイミングで言うのはあれだけど。

嘘は言ってないし、我王も罰を受けるのは当たり前と言えば当たり前。いくら苦難を乗り越えて改心したと言っても、茜丸に対しては贖罪してなかったんですから。

茜丸も鬼瓦を彫る時に「もしも私が鬼瓦を彫る理由が単なる名声欲の為ならば、私を地獄へ落として下さい」と仏に祈っています。茜丸は決して悪人にはなってなかったんじゃないかな?強いて言えば、登場時は聖人だったのが、段々俗人に近づいた、という感じです。

確かに以前のような「純真さ」は失われて行きましたが、茜丸は元々道楽で仏師をしていたんじゃなく、プロです。重用されなければ生きて行けないし、認められたいと思って当然です。ここで我王に負けてしまえば、仏師としての活路は断たれてしまう…最悪「処刑」されるかもしれなかったわけで。

その後東大寺の裏で火事が起こり、茜丸東大寺を守るために飛び込んでいきますが、あっさりと焼け死ぬことに…。死に際して迎えに来た「火の鳥」を見て

「今度こそ一世一代の火の鳥を彫る!!」

という、仏師としての熱い魂が蘇りますが、茜丸の命はもう終ろうとしていました。

「それなら生まれ変わってまた仏師にしてくれるのですか」

という願いもむなしく、茜丸は未来永劫二度と人間に生まれ変わる事は無いという残酷な運命を聞かされます。

それは、我王を陥れた「報い」ではないんです。

それが「茜丸」の魂の運命として、はじめから決められていた事なのだと…。

ひえぇ…子供に読ませるには重すぎやしませんか??

一応火の鳥は全部読んだはずなんですが、色々忘れちゃってるんで、また読みたいなぁ…。

そして凄くショックだった事…

やっぱり文庫版サイズだと文字が小さすぎて…辛かった…(;一_一)。

や、やっぱり拡大鏡がいるか~。昔は「字が小さくて読めない」と感じた記憶が無いので…やっぱり老眼が…。コミックスの文庫版はやっぱりキツイわぁ~。確かに省スペースで保存は出来ますが、年取った時に「小さくて読めなく」なるんなら、保存して置く意味とは…おぅ。

でも、出来なくなってしまった事は出来なくなったのだと認めて、今から出来る事を探す、出来る方法を考えながら生きて行かなくてはいけないんですね。

マンガは図書館では置かれていない事も多いですが、手塚治虫作品は置いてあったりしますので、もし機会がありましたら、本当に名作ですのでお勧めです。

ドライアイになって以降、本を読むのもかなりキツかったので、長い事図書館も行って無いのですが…もし春になってもう少し目が楽になったら…久しぶりに図書館に行きたいかも。

って、先日とても暖かかったから、もう春~、って思ってたら滅茶苦茶寒い!!真冬!!!本当に気温差ジェットコースター(T_T)。

それでは、今年も花粉は多いとの事ですが、去年よりはマシとの事。だけどなるべく対策など皆様も出来る事はお気を付けになって、もうしばらく厳しい寒さを乗り越えていきましょう!!

お読みくださいまして、有難うございました!!